エルメス

【バーキンの実績】必要金額・期間はどれくらい?他の解決法も解説

エルメスの紙袋を持って店の中の飾られているバーキンを見つめている女性

エルメスのバーキンは、ただ店舗に足を運べば購入できるものではありません。多くの場合、過去の購入履歴や店舗との関係性、つまり「実績」が重要視されます。では、具体的にどれくらいの実績を積めば、バーキンを紹介してもらえるのでしょうか。

本記事では、バーキンを手に入れるために必要な購入金額や期間、実績を積むためのコツについて詳しく解説します。また、実績なしでバーキンを購入する方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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当記事のここがポイント
  • バーキンを購入するために必要な実績の金額や期間
  • 実績を積むための具体的な購入アイテムや戦略
  • 実績なしでバーキンを購入する方法とその注意点
  • エルメスの販売方針や担当者との関係の重要性

エルメスでどれだけの実績を積めばバーキンを紹介してもらえるのか

バーキンの購入に必要な実績とは?金額は数千万円、期間は2〜5年必要なことも

エルメスのバーキンは、誰でも簡単に購入できるわけではなく、店舗での「購入実績」が重要視されるといわれています。バーキンを購入するために必要な実績とは、具体的にどのような条件なのでしょうか。

バーキンを購入するために必要な金額

エルメスでバーキンを紹介してもらうためには、単なるバッグの代金だけでなく、それ以上の購入実績が必要です。現在の市場では、少なくとも350万〜500万円以上の購入実績が必要とされ、場合によっては1000万円以上の実績を積まないと紹介されないこともあります。

特に、バーキンの人気モデル(バーキン25、ベーシックカラー、エキゾチックレザーなど)を狙う場合、最低でもバーキンの定価の2〜3倍(500万〜700万円以上)の購入実績を積む必要があるというのが一般的な認識です。

必要な購入期間と来店頻度

実績を作る期間としては、2〜5年程度が必要とされています。短期間で一気に高額の買い物をするよりも、定期的に購入し続けることが重要です。来店頻度についても、月に1〜2回は店舗を訪れ、継続的に買い物をすることが望ましいといわれています。半年以上来店しないと、実績がリセットされる可能性もあるため、間を空けすぎないようにすることが大切です。

実績を積むための具体的な購入アイテム

バーキンを紹介してもらうためには、バッグ以外の商品を購入することが求められます。特に評価されるといわれるのが以下の商品です。

  • プレタポルテ(洋服):一着数十万〜数百万円と高額で、評価が高いとされる。
  • 時計・ジュエリー:単価が高く、エルメスが売りたいカテゴリーのため実績に大きく貢献。
  • シルク・アクセサリー:スカーフやブレスレットなども実績として加算されるが、単価が低いため大きな効果は期待できない。
  • ホームグッズ:食器や家具なども購入実績になるが、優先度は低め。

特にプレタポルテや時計は、バーキンを狙う際に購入しておくと良いといわれています。一方で、バッグや革小物(財布、カードケースなど)は実績としてカウントされにくいとされています。

革比率の調整

エルメスでは、購入実績の中で「革製品の割合(革比率)」も重視されるといわれています。例えば、総購入額が1000万円だったとして、そのうち800万円がバッグなどの革製品だった場合、革比率が80%となります。これが50%を超えると、バッグの紹介が難しくなる可能性があるとされています。そのため、プレタポルテや時計などのアイテムをバランスよく購入し、革比率を下げる工夫が必要です。

担当者との信頼関係も重要

実績が十分であっても、バーキンをすぐに紹介してもらえるとは限りません。特に、店舗ごとに販売方針が異なるため、同じ金額を使ったとしても、紹介のタイミングには個人差があります。そのため、担当者との信頼関係を築くことが大切です。具体的には、以下のような対応が望ましいでしょう。

  • 定期的に店舗を訪れ、担当者と顔を合わせる
  • 購入時に「希望のバッグがある」ことを伝える
  • エルメスの商品に関心を持ち、ブランドの世界観を楽しむ
  • 無理に要求せず、長期的な関係を築く

担当者が「この人にはそろそろバーキンを紹介しよう」と思えるような関係性を作ることが、最終的にバーキンを手に入れるための近道になるといわれています。

エルメスのバーキンを手に入れるためには、最低でも350万〜500万円、人気モデルでは1000万円以上の購入実績が必要とされることが多いです。また、2〜5年の継続的な買い物と、月1〜2回の来店頻度もポイントになります。さらに、バッグ以外の商品をバランスよく購入し、革比率を50%以下に抑えることも重要です。最終的には、担当者との信頼関係がカギとなるため、無理に急がず、長期的な視点で購入実績を積み上げていくことが望ましいでしょう。

エルパトだけでは実績を積むのは難しい

バーキン 内側サブ収納部写真
バーキン 内側サブ収納部写真
バーキン

エルパト(エルメスパトロール)とは、エルメスの店舗を頻繁に訪れ、フリー在庫のバーキンを狙う活動のことです。しかし、エルパトだけでバーキンを購入するのは非常に難しいと言われています。

まず、フリー在庫が店頭に並ぶこと自体が稀です。バーキンやケリーは基本的に予約販売や顧客への紹介が優先されるため、偶然店頭に並ぶケースはほぼありません。仮に在庫があったとしても、既存の上顧客や高額購入実績のある顧客が優先される可能性が高く、一見客が購入できる確率は低いのが現実です。

また、エルメスの販売戦略として、バーキンを紹介してもらうには「購入実績」が重要な要素とされています。バッグ以外のプレタ(洋服)、シューズ、アクセサリーなどの購入が実績にカウントされ、これらの購入実績がないと、担当者からの紹介は難しくなります。エルパトで何度も店舗を訪れても、実績が積まれていなければ、希望するバッグを紹介されることは少ないでしょう。

さらに、店舗ごとに顧客の購入履歴が管理されており、過去の実績が積み重なっている顧客が優先される仕組みになっています。エルパトを続けるだけでは、この「積み重ねた実績」に太刀打ちすることはできません。

エルパトだけでバーキンを購入するのは非常に難しく、バッグ以外の商品を定期的に購入し、実績を積み上げることが最も確実な方法です。もしエルパトを続ける場合でも、担当者をつける、購入履歴を積むなど、並行して実績作りを進めることが大切でしょう。

買いやすい店舗を選ぶ方法

バーキン ハンドル写真 ハンドル(U向き)写真
バーキン ハンドル写真 ハンドル(U向き)写真
バーキン

エルメスのバーキンを購入するには、単に店舗に足を運ぶだけではなく、戦略的に買いやすい店舗を選ぶことが重要です。ここでは、バーキンを比較的買いやすい店舗を選ぶためのポイントを解説します。

1. 大型店舗と小型店舗の違いを理解する

エルメスの店舗は大きく分けて「大型路面店」「百貨店内店舗」「地方の小規模店舗」の3種類に分類されます。それぞれの特徴を理解し、適切な店舗を選びましょう。

  • 大型路面店(銀座メゾン、表参道など)
    • 品揃えが豊富だが、来店客も多く競争率が高い。
    • 海外観光客も多く、フリーのバッグが出る確率は低め。
    • ただし、高額商品を多く購入する顧客が集まるため、実績を積めば枠バッグの紹介を受けやすい。
  • 百貨店内店舗(伊勢丹新宿、高島屋大阪など)
    • 実績の積みやすさは中程度。百貨店のポイント制度なども活用できる場合がある。
    • 路面店よりも落ち着いた雰囲気で、顧客対応が丁寧な場合が多い。
    • 担当との関係を築きやすい。
  • 地方の小規模店舗
    • 競争率が低く、比較的狙い目。ただし、入荷数も少ないため、バッグの紹介を受けるには長期的な付き合いが必要。
    • 実績を積めば、顧客の数が少ない分、担当からの紹介を受けやすい可能性がある。

2. 来店のタイミングを考える

  • 平日の午前中が狙い目。特にオープン直後は新規入荷商品が確認しやすい。
  • 繁忙期(ホリデーシーズンやセール期間)は避ける。顧客が増え、バッグがすぐに売れてしまう可能性が高い。

3. 担当をつける

  • 同じ店舗で継続的に買い物をすることで、担当をつけてもらえる可能性が高まる。
  • 担当がつくと、バッグの在庫状況を聞きやすくなるため、フリーのバッグを紹介してもらえる確率が上がる。

4. 実績を積みやすい店舗を選ぶ

  • 実績を積むには、革製品以外(プレタポルテ、ジュエリー、時計、食器など)の購入が重要。
  • 高額商品を定期的に購入できるなら、大型店舗のほうが枠バッグの紹介を受けやすい。
  • 少額でも継続的に買い物をするなら、小規模店舗のほうが実績を積みやすい。

5. 「フリー」のバッグが出る可能性がある店舗を狙う

  • エルメスでは、バッグには「フリー(誰でも買える在庫)」と「顧客用フリー(ある程度の実績がある人向け)」があります。
  • フリーの在庫は、大型店舗よりも百貨店や地方店舗で見つかりやすいと言われています。

エルメスでバーキンを買うには、単に店舗に通うだけではなく、適切な店舗を選び、実績を積みやすい環境を整えることが重要です。来店頻度や購入履歴を考慮しながら、最適な店舗での買い物を続けることで、バーキンを手に入れる確率を高めましょう。

実績が関係ないフリーのバーキンの狙い方とデメリット

バーキン 右底写真
バーキン 右底写真
バーキン

フリーのバーキンとは、特定の顧客に優先的に案内される枠バッグとは異なり、来店した人が運良く購入できるバッグのことを指します。いわゆる「エルパト(エルメスパトロール)」をしている人が狙うことが多く、タイミング次第で購入できる可能性があります。

フリーのバーキンを狙う方法

  1. 頻繁に店舗を訪れる:フリーのバーキンは不定期に入荷するため、こまめに店舗へ足を運ぶことが重要です。特に入荷が多いとされる大型店舗(銀座メゾン、伊勢丹新宿など)に通うことで、在庫に出会う確率が上がります。
  2. 混雑時間を避けて来店する:店舗の混雑状況によっては、販売員がゆとりをもって対応できる時間帯のほうがフリー在庫を案内される可能性が高くなります。開店直後や閉店間際など、比較的空いている時間帯に訪れるのが効果的です。
  3. 販売員にフリー在庫の有無を尋ねる:「フリーのバーキンはありますか?」と直接聞くのも一つの方法ですが、あまりに頻繁に聞きすぎると印象が悪くなる可能性があります。信頼関係を築きながら、タイミングを見て尋ねるのがよいでしょう。
  4. 他の商品を購入しながら様子を見る エルメスでは、フリーのバーキンが出る前に「お買い物をしている顧客」を優先することが多いため、アクセサリーやプレタポルテなどを購入しながら、バッグの在庫がないか相談するのも効果的です。

フリーのバーキンを狙う際のデメリット

  1. 確実に手に入る保証がない:いくら頻繁に店舗を訪れても、フリーのバーキンに出会えるかどうかは運次第です。何度通っても在庫が出ないことも珍しくありません。
  2. 希望のカラーやサイズを選べない:フリーで出るバーキンは、店舗の入荷状況に左右されるため、自分が希望するカラーやサイズが手に入るとは限りません。選択肢が限られるため、「色やサイズにこだわりがある人」には不向きです。
  3. 販売員との関係が築きにくい:フリーのバーキンを狙う場合、特定の担当者がついていないことが多く、販売員と継続的な信頼関係を築きにくくなります。そのため、今後のバッグ購入の際に優先的に案内される可能性は低くなるかもしれません。
  4. 時間と労力がかかる:何度も店舗に通い、フリー在庫を探すのは時間も労力もかかるため、仕事や家庭の都合で頻繁にエルパトができない人には難しい方法です。

フリーのバーキンは、購入実績がなくても手に入る可能性がある点が魅力ですが、確実性がなく、希望通りのバッグを入手できるとは限りません。確実にバーキンを手に入れたい場合は、実績を積んで販売員との信頼関係を築くのが王道です。ただし、「タイミングさえ合えばバーキンを手に入れられるチャンスがある」という点で、フリーのバーキンを狙うのも一つの戦略と言えるでしょう。

エルメスの枠バッグとは?

バーキン 左底写真
バーキン 左底写真
バーキン

エルメスの「枠バッグ」とは、年間の購入数に制限がある特別なバッグのことを指します。代表的な枠バッグにはバーキンがあり、これらは一人につき年間2個までの購入制限が設けられています。

枠バッグの特徴

  1. 年間2個までの購入制限:エルメスでは、バーキンとケリーを合わせて1人あたり年間2個までしか購入できません。例えば、1月にバーキンを購入し、6月にケリーを購入した場合、その年の枠は終了となり、12月まではどの店舗でも購入できません。
  2. 購入時に身分証明書が必要:枠バッグを購入する際には、本人確認のために身分証明書の提示が必要です。これは購入制限を守るためのルールであり、複数の店舗を巡って制限を超えて購入することはできません。
  3. サイズやデザインに関わらず枠を消費:バーキンやケリーにはさまざまなサイズやデザインが存在しますが、どのタイプを購入しても「1枠」としてカウントされます。例えば、「バーキン25」でも「バーキン35」でも、購入すれば1枠を消費することになります。

枠バッグを購入するためのポイント

  1. 購入実績を積む:枠バッグは需要が高いため、購入するには実績を積む必要があります。バッグ以外の商品(プレタポルテ、シルク、アクセサリーなど)を一定額購入して、店舗や担当販売員との信頼関係を築くことが重要です。
  2. ホーム店舗を決める:枠バッグの購入実績は店舗ごとにカウントされるため、複数の店舗でバラバラに買い物するよりも、一つの店舗を決めて通うほうが効率的です。
  3. リクエストを伝える:担当がいる場合は、希望するバッグの種類やカラーを伝えておくと、在庫が入荷した際に紹介してもらえる可能性が高くなります。

枠バッグは、エルメスの中でも特に希少価値の高いバッグであり、年間の購入制限がある特別なアイテムです。確実に手に入れるためには、購入実績を積み、店舗や販売員との関係を築くことが重要になります。また、枠を消費するバッグの種類やルールを理解しておくことで、計画的にエルメスの買い物を楽しむことができます。

実績なしでバーキンをゲットする方法

中古店を活用する

バーキン ハンドル写真 ハンドル(n向き)写真
バーキン ハンドル写真 ハンドル(n向き)写真
バーキン

エルメスのバーキンを手に入れる方法として、中古店を利用するのは有効な選択肢です。正規店では高額な購入実績が必要になりますが、中古市場なら実績なしで購入でき、すぐに手に入れることが可能です。また、過去の限定カラーや人気モデルも取り扱われているため、選択肢の幅が広がります。

ただし、いくつか注意点があります。まず、偽物が多く流通しているため、信頼できる店舗で購入することが重要です。特にオンライン販売では、画像と実物が異なるケースもあるため、事前に店舗の評判や口コミを確認しておく必要があります。また、中古市場では需要の高いカラーやモデルは定価を超えるプレミア価格になることが多く、タイミングによっては正規店よりも割高になる場合があります。

安心して購入するためには、実店舗を構えているブランド専門店を選ぶのが理想です。販売実績が豊富で、専門の鑑定士が在籍している店舗なら、偽物のリスクを回避しやすくなります。また、鑑定書や保証付きの店舗で購入すれば、品質面でも安心です。特に、高額なエルメスのバッグはメンテナンスが重要なので、購入後のアフターサービスの有無も確認しておくとよいでしょう。

まとめ:バーキンの紹介実績を積むためのポイント

記事のポイントのまとめです。

  • バーキンの購入には最低350万〜500万円の実績が必要
  • 人気モデルは1000万円以上の実績が求められることもある
  • 実績を積むには2〜5年の継続的な購入が必要
  • 来店頻度は月1〜2回が理想
  • 一度の高額購入よりも継続的な買い物が重要
  • プレタポルテやジュエリーの購入が評価されやすい
  • 革比率が50%を超えるとバッグの紹介が難しくなる可能性あり
  • 担当者との信頼関係が実績以上に重要になることもある
  • エルパトのみでは実績を積むのが難しい
  • 買いやすい店舗は地方の小規模店や百貨店内店舗が狙い目
  • フリーのバーキンは運次第で手に入るが確率は低い
  • 枠バッグは年間2個までの購入制限がある
  • 実績なしで確実に手に入れるなら中古店の活用が現実的
  • 中古市場では定価以上のプレミア価格がつくことが多い
  • 偽物リスクを避けるため信頼できる店舗で購入することが重要