ピコタン
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ピコタンはダサい?5つの理由と誤解&おしゃれに見せるテクニック集

    ピコタンを腕にかけて街中を歩く女性

    「ピコタンって可愛いけど、ダサいって聞いたことがある…」そんな声を耳にしたことはありませんか?

    ピコタンは、愛らしいフォルムと上質な素材で多くの人を魅了してきましたが、一部の口コミでは「ダサい」といった意見も見られるのが現実です。

    この記事では、それがデザインの問題なのか、それとも誤解や使い方に原因があるのかを解説しています。

    また、ピコタンの本来の魅力や選び方、おしゃれに見せるためのコーディネート術など、購入を検討している方にも役立つ情報をたっぷりとご紹介します。

    ピコタンに対する印象が変わるきっかけになるかもしれません。

    ぜひ最後までご覧ください。

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    当記事のここがポイント
    • ピコタンが「ダサい」と言われる主な理由
    • 類似品や偽物との違いと見分け方
    • おしゃれに見せるためのコーディネート術
    • 素材やサイズごとの特徴と選び方

    目次

    ピコタンはダサいのか解説

    なぜピコタンはダサいと言われることがあるの? 5つの理由

    ピコタン ハンドル写真 ハンドル(n向き)写真
    ピコタン ハンドル写真 ハンドル(n向き)写真
    ピコタン

    理由1:街に溢れる「ピコタン風」バッグの影響力

    ピコタンが「ダサい」と感じられてしまう理由の一つに、市場にたくさん出回っている「ピコタン風」バッグの存在があります。

    ピコタン(廃盤) の写真 <8枚>

    これは、ピコタンのデザインが非常に人気があることの裏返しとも言えるでしょう。

    人気の高さゆえに、様々なブランドや、ブランド名をうたわないメーカーから、ピコタンの特徴的な形を真似たバッグが、本物よりもずっと安い価格で販売されています。

    街を歩いていて、「あ、ピコタンかな?」と思ったら、よく似た別のバッグだった、という経験をしたことがある人もいるかもしれません。

    このように、似たデザインのバッグを頻繁に見かけるようになると、たとえ正真正銘エルメスのピコタンを持っていても、「なんだかありふれたデザインに見える」「安っぽく感じる」といった印象を持たれてしまう可能性があります。

    これは、本物の希少性や特別な感じが薄れてしまうように感じるためと考えられます。

    結果として、本物のピコタンが持つ本来の価値まで誤解されてしまうことがあるのです。

    これはピコタンのデザインそのものが原因なのではなく、類似品の氾濫によって、本来の魅力が見えにくくなってしまっている状況と言えるでしょう。

    理由2:後を絶たない「偽物」の存在とバレた時の気まずさ

    エルメスのような世界的に有名な高級ブランドには、残念ながら常に偽物の問題がついて回ります。

    特に人気の高いピコタンは、偽物が多く作られ、流通してしまっているアイテムの一つです。

    近年、偽物を作る技術も巧妙になってきており、一見しただけでは本物と見分けるのが難しい、いわゆる「スーパーコピー」と呼ばれるような精巧なものも増えています。

    もし偽物と知らずに購入してしまったり、あるいは「安いから」と割り切って偽物や「〇〇風」と称されるバッグを持っていたりした場合、それが友人や知人、あるいはSNSなどを通じて周囲に知られてしまうと、非常に気まずい思いをする可能性があります。

    写真に写ったバッグの細部から、「もしかして偽物?」と気づかれてしまうケースも考えられます。

    個人的に偽物を使うことが直接法律で罰せられるわけではありませんが、状況によっては「見栄っ張り」「ブランドの本質を理解していない」といったネガティブな印象を与え、社会的な信用を少し損なってしまうリスクも指摘されています。

    本物のエルメスを愛する人にとっては、偽物や安価な類似品とひとくくりにされること自体が、ピコタンを持つ喜びを大きく損なう要因になりかねません。

    このように、偽物の存在が本物のピコタンのイメージにも悪影響を与え、「ダサい」という言葉に繋がる一因となっている可能性が考えられます。

    理由3:せっかくのピコタンが泣いてる?コーディネートとのミスマッチ

    ピコタン自体は、とても魅力的で、実は様々なファッションスタイルに合わせやすい懐の深いバッグ。

    しかし、どんなに素敵なバッグでも、その日の服装やTPO(時・場所・場合)と調和していないと、残念ながら「なんだかチグハグ」「ダサいかも…」という印象を与えてしまうことがあります。

    ピコタンは、エルメスの他の代表的なバッグであるバーキンやケリーと比べると、よりカジュアルでリラックスした雰囲気を持つバッグと言われています。

    そのため、例えば結婚式のような非常にフォーマルなドレスコードが求められる場にピコタンを合わせてしまうと、少し場違いな印象を与えてしまうかもしれません。

    逆に、部屋着に近いような、あまりにもラフすぎる服装と組み合わせた場合も、バッグだけが浮いてしまい、全体のバランスが悪く見えてしまう可能性があります。

    また、バッグの色選びも重要。

    ピコタンのカラーバリエーションは豊富ですが、その日の服装の色味やトーンと全く合っていない色を選んでしまうと、せっかくのバッグが悪目立ちして、ちぐはぐな印象を与えがちです。

    ピコタンに限った話ではありませんが、どんなアイテムも、それをどう着こなすか、どう合わせるかというコーディネート次第で見え方が大きく変わる、ということを覚えておく必要がありそうです。

    「ピコタンがダサい」のではなく、「合わせ方がダサい」のかもしれません。

    理由4:良かれと思って付けた「アクセサリー」が逆効果に?

    ピコタンのハンドル(持ち手)部分は、直接手で触れるため、汚れや革の傷みが気になる部分。

    その対策として、ハンドルに布製のカバー(ハンドルカバー)を付けたり、スカーフ(ツイリーなど)を巻いたりする方もいらっしゃいます。

    これは実用的な工夫ではあります。

    しかし、選ぶカバーやスカーフのデザイン、素材、色によっては、ピコタン本来のシンプルな美しさや、上質な革の質感を損なってしまうことがあります。

    「後から付け足した感」が強く出てしまい、それが結果的に「ダサい」という印象につながってしまうという意見もあるのです。

    ピコタンの魅力の一つは、その無駄のないミニマルなデザインにあります。

    もしハンドルに何かアクセサリーを加えるのであれば、ピコタン本体の持つ雰囲気に合った、上質で洗練されたものを選ぶことが大切。

    安っぽく見える素材のものや、デザインが派手すぎるもの、色がバッグと全く合っていないものなどは、かえって全体の印象を損ねてしまう可能性があるため、慎重に選ぶ必要があるでしょう。

    理由5:素材の「くったり感」や形に関する誤解や好みの違い

    ピコタン、特に現在主流の「ピコタンロック」の多くに使われている「トリヨンクレマンス」という種類のレザーは、柔らかく、少しくったりとした質感が特徴。

    ピコタンロック の写真 <8枚>

    この質感が、ピコタン特有のカジュアルでリラックスした、優しい雰囲気をもたらしています。

    一方で、この「くったり感」が、一部の人には「革が薄くてペラペラに見える」「高級感に少し欠けるのでは?」と感じられてしまうこともあるようです。

    特に、シャネルのチェーンバッグや、エルメスのケリーのような、かっちりとしたフォーマルなバッグを好む方にとっては、ピコタンの柔らかなフォルムが少し物足りなく感じられるかもしれません。

    また、この柔らかな素材ゆえの特性として、中に荷物を入れると形が崩れやすい、という側面もあります。

    荷物の量や入れ方によっては、バッグの美しいキューブ型が歪んでしまい、それが「きちんと感がない」「だらしなく見える」と捉えられてしまう可能性も否定できません。

    これも、「ダサい」という印象に繋がる要因の一つと考えられます。

    素材の特性を理解せずに荷物をパンパンに詰め込みすぎると、型崩れして美しく見えなくなってしまうのです。

    これらの理由を改めて見てみると、「ピコタンがダサい」という評価は、バッグそのもののデザイン性が低いということではなく、むしろその人気ゆえの類似品の問題、偽物の流通、持ち主のコーディネートや使い方、アクセサリー選び、そして素材感に対する個人の好みや誤解など、様々な外部の要因や価値観が複雑に絡み合って生まれていることがわかります。

    ピコタンの魅力!エルメスならではのストーリーとこだわり

    ピコタン ハンドル写真 ハンドル(U向き)写真
    ピコタン ハンドル写真 ハンドル(U向き)写真
    ピコタン

    「ダサい」と言われる理由を探ってきましたが、それにもかかわらず、ピコタンが多くの人々を惹きつけ、長年にわたってエルメスの人気バッグであり続けているのは紛れもない事実。

    ここでは視点を変えて、ピコタンが持つ本来の魅力、エルメスならではの背景やこだわりに焦点を当ててみましょう。

    きっと、ピコタンを見る目が変わるはずです。

    誕生秘話:馬のエサ入れがキュートなバッグに変身!

    ピコタンが誕生したのは2003年。

    エルメスの数あるバッグの歴史の中では、比較的新しいモデルにあたります。

    そのちょっとユニークな名前「ピコタン(Picotin)」と、コロンとした愛らしいフォルムは、実は馬や牛が食べるためのエサ(飼い葉)を入れる袋や、そのエサの量を量るための容器(升のようなもの)に由来していると言われています。

    エルメスというブランドの始まりは、1837年、パリの高級馬具工房でした。

    馬車が主な移動手段だった時代に、貴族向けの鞍や馬具を製造していたのです。

    その後、時代が馬車から自動車へと移り変わる中で、エルメスは馬具製作で培った皮革加工の高い技術を活かして、バッグや財布などの革製品、そしてスカーフやプレタポルテ(高級既製服)などを手掛ける、総合的なファッションブランドへと発展していきました。

    ピコタンのデザインには、そんなエルメスのルーツである「馬」への深い愛情と、日常の中に潜む機能的な形からインスピレーションを得る遊び心、そして実用性を大切にする精神が込められているのです。

    シンプルに見えるけれど、どこか温かみがあり、使う人にそっと寄り添うようなデザインには、エルメスらしい素敵なストーリーが息づいています。

    ピコタンからピコタンロックへ:より洗練され、より安心できる形に

    最初に登場した「ピコタン」は、開口部に留め具がなく、一枚の革をシンプルに縫い合わせた、非常にミニマルなデザインのトートバッグでした。

    その潔いシンプルさも魅力的でしたが、一方で「バッグの口が開きっぱなしだと、中の荷物が見えたり落ちたりしないか心配」「防犯面で少し不安」といった声もあったようです。

    そうした点を考慮してか、2008年頃に後継モデルとして登場したのが、現在主流となっている「ピコタンロック」です。

    ピコタンロックの最大の特徴は、バッグの開口部を左右から寄せて留めるための細いレザーベルトと、エルメスのアイコンとしても有名なカデナ(南京錠)、そしてその鍵が付属している点にあります。

    この変更によって、デザインにキラリと光るアクセントが加わり、より洗練された高級感が増しました。

    同時に、ベルトでバッグの口をある程度閉じられるようになったことで、中の荷物が不意に飛び出してしまうのを防ぎやすくなり、防犯面での安心感も向上したのです。

    現在、エルメスのブティックで「ピコタン」として販売されているのは、基本的にこのピコタンロックのモデルとなっています。

    デザイン性と実用性を兼ね備えた、見事なアップデートと言えるでしょう。

    素材選びの楽しみ

    ピコタン(ロック)の魅力を語る上で、絶対に欠かせないのが、使用されている上質な素材、特にレザーです。

    エルメスは、世界中から最高品質の原皮を厳選し、独自の高度ななめし技術によって、多種多様なレザーを生み出しています。

    それぞれのレザーには異なる表情と特徴があり、どの素材を選ぶかによって、ピコタンの雰囲気や使い心地、適したシーンも変わってきます。

    ピコタン(ロック)で主に使用される代表的な素材とその特徴を見てみましょう。

    トリヨン・クレマンス

    ピコタン(ロック)の最も定番と言える素材が、このトリヨンクレマンス。

    雄の成牛のレザーで、触るとわかる柔らかさと、少しくったりとした質感が特徴。

    レザーの表面には、やや大きめの自然なシボ(革の表面にある凹凸模様)が見られます。

    この素材の良いところは、傷が比較的目立ちにくく、使えば使うほど革が柔らかく馴染み、美しい自然な艶が出てくる点。

    長く愛用することで、自分だけのピコタンに育てていく楽しみがあります。

    ピコタン特有の丸みを帯びた優しいフォルムとの相性が抜群で、カジュアルでリラックスした雰囲気を醸し出します。

    トゴ

    トゴもエルメスのバッグや革小物に広く使われている、非常に人気の高い素材。

    こちらは雄の仔牛のレザー。

    トリヨンクレマンスに比べると、やや硬めでしっかりとした質感を持っています。

    シボはクレマンスよりも細かく、表面は少しマットな(光沢が控えめな)印象。

    トゴの最大の魅力は、その耐久性の高さ。

    傷に強く、型崩れもしにくいので、日常的に気兼ねなく使いたい、アクティブなシーンでも活躍させたい、という方には特におすすめです。

    トリヨン・モーリス

    こちらも雄の仔牛のレザーです。

    トリヨンクレマンスと名前は似ていますが、クレマンスよりもシボが細かく、質感はやや硬めで、よりかっちりとした印象を与えます。

    上品な光沢感があるのも特徴で、クレマンスのカジュアルさより、もう少しきれいめな雰囲気を好む方に選ばれることがあります。

    ヴォー・エプソン

    雄の仔牛のレザーに、細かい型押し加工を施した素材がヴォーエプソン。

    他の素材に比べて硬めでハリがあり、型崩れしにくいのが最大のメリット。

    そのため、ピコタンのキューブ型フォルムをかっちりと保ちやすく、よりフォーマルに近い、きちんとした印象を与えます。

    傷や水にも比較的強い素材。

    ピコタンロックでは、例えばハンドルの部分に編み込みが施された「トレサージュ」モデルなどで、このエプソン素材が使われていることがあります。

    ヴォー・スイフト

    雄の仔牛のレザーですが、こちらは非常にスムースで滑らかな手触りが特徴。

    革の目が細かく、発色が良いので、特に鮮やかな色合いも美しく表現できます。

    ただ、その滑らかさゆえにデリケートで、爪などで引っかくと傷がつきやすいという側面もあります。

    ピコタンロックでは、本体とハンドルの素材が異なる「タッチ」モデルや、ハンドルの内側に異なる色が使われた「エクラ」モデルのハンドル部分などに、アクセントとして用いられることがあります。

    トワルアッシュなどの布素材

    ピコタンには、レザーだけでなく、布素材で作られたモデルも存在します。

    代表的なのが「トワルアッシュ」という、異なる色の糸で織られた丈夫なキャンバス地。

    レザーに比べて軽量で、よりカジュアルな印象になります。

    汚れにも比較的強く、耐久性にも優れているため、日常使いやサブバッグとしても人気があります。

    このように、素材が違うだけで、ピコタンの表情は大きく変わります。

    例えば、「普段使いでガンガン使いたいから、傷に強いトゴがいいな」「ピコタンのくったりした感じが好きだから、やっぱりクレマンスかな」「きれいめな服装に合わせたいから、型崩れしにくいエプソンが使われているモデルを探そう」といったように、自分のライフスタイルや好みに合わせて素材を選ぶことができるのも、ピコタン選びの醍醐味なのです。

    また、最近では、本体とハンドルの素材や色が異なる「タッチ」「エクラ」、ボディが2色で構成された「カザック」、ハンドルに編み込みデザインが施された「トレサージュ」、外側にポケットが付いた機能的な「ポケット(カーゴ)」など、異なる素材や色、デザインを組み合わせた、より個性的なピコタンロックも登場しています。

    選択肢がどんどん増えて、選ぶ楽しみも広がっていますね。

    どの大きさが私にぴったり?サイズ徹底比較

    ピコタンロックを選ぶ上で、素材と同じくらい悩むのが「サイズ選び」です。

    自分のライフスタイル、普段持ち歩く荷物の量、そしてどんな風にピコタンを持ちたいかによって、最適なサイズは変わってきます。

    ピコタンロックの主なサイズ展開は、小さい順にPM(ピーエム)、MM(エムエム)、GM(ジーエム)の3種類。

    (これ以外にも、さらに小さいマイクロサイズや、もっと大きいTGMサイズといった希少なサイズも存在しますが、ここでは一般的な3サイズについて詳しく見ていきましょう。)

    ピコタンロックPM(18):コンパクトで可愛い、トレンド感も
    • 特徴:ピコタンロックの中で最も小さい、コンパクトなサイズです。その名の通り、横幅が約18cm。ミニ財布やスマートフォン、鍵、リップクリームなど、必要最低限の荷物を持ち歩くのに適しています。「ちょっとそこまで」のお出かけや、カフェでのランチ、ショッピングなどにぴったり。アクセサリー感覚で持てるサイズ感が魅力です。近年のミニバッグブームの影響もあり、特に若い世代を中心に人気が急上昇しています。
    • 注意点:長財布は、デザインによっては入らないか、縦にしないと収まらない場合があります。荷物が多めの方には、少し物足りなく感じるかもしれません。
    • 印象:とにかく可愛らしい!小柄な方が持つと、全体のバランスが取りやすいとも言われています。コーディネートのアクセントとしても活躍します。
    ピコタンロックMM(22):収納力と見た目のバランスが絶妙な定番サイズ
    • 特徴:PMサイズより一回り大きく、収納力がぐっとアップします。横幅は約22cm。長財布はもちろん、手帳、化粧ポーチ、500mlのペットボトルなども余裕を持って収納可能です。日常的に必要なものがきちんと収まるので、デイリーユースのメインバッグとして非常に使いやすいサイズと言えるでしょう。
    • おすすめシーン:普段のお出かけ、通勤(荷物がそれほど多くない場合)、カジュアルな食事会など、幅広いシーンで活躍します。
    • 印象:ピコタンロックの中で最も人気が高く、実用性と見た目のバランスが最も取れた「定番」サイズです。大きすぎず、小さすぎず、どんな身長や体型の方にも比較的似合いやすい、万能なサイズ感と言えます。迷ったらまずMMサイズを検討する、という方も多いようです。
    ピコタンロックGM(26):荷物が多い日も安心の、頼れる収納力
    • 特徴:ピコタンロックの主要ラインナップの中では最も収納力が高いサイズです(さらに大きなTGMを除く)。横幅は約26cm。A4サイズのファイルや書類(少し曲げる必要がある場合も)、ノートパソコン(サイズによります)、折り畳み傘など、かさばる荷物もしっかりと収納できます。
    • おすすめシーン:荷物が多い日の通勤や、習い事、一泊程度の小旅行、マザーズバッグとして活用する方もいらっしゃいます。
    • 注意点:収納力が高い分、バッグ自体の存在感も大きくなります。また、バッグ自体の重さも、素材にもよりますが約930g〜1,300g程度と、PM(約400g)やMM(約600g)に比べるとずっしりと重みを感じられます。荷物を入れるとさらに重くなるので、体力に自信のない方は注意が必要かもしれません。
    • 印象:たっぷりとした収納力が最大の魅力。実用性を重視する方、荷物が常に多い方にとっては非常に頼りになるサイズです。ただ、小柄な方が持つと、少し大きく感じられる可能性もあります。

    サイズ選びは、単に「荷物が入るかどうか」だけでなく、「持った時の見た目のバランス」や、「どんな印象で持ちたいか」という点も考慮することが大切。

    PMはトレンド感があって可愛らしい印象、MMは万能で長く使えるクラシックな印象、GMは実用性重視で存在感のある印象、といった違いがあります。

    可能であれば、実際にブティックなどで各サイズを持ってみるのが一番ですが、それが難しい場合は、インターネットで同じくらいの身長の方が持っている写真を探してみたり、SNSで「#ピコタンpm」「#ピコタンmm」などと検索して、実際の使用感やコーディネート例を参考にしたりするのも良いでしょう。

    想像していたサイズ感と実際の印象が異なることもあるので、リサーチは重要です。

    ピコタンのカラーバリエーション

    ピコタン(ロック)の最大の魅力と言っても過言ではないのが、その驚くほど豊富なカラーバリエーションです!エルメスが生み出す絶妙な色彩の世界は、なんと200色以上にものぼると言われています。

    まるで宝石箱をひっくり返したかのように、多彩な色が揃っているのです。

    定番のベーシックカラーから、コーディネートの主役になるような鮮やかなビビッドカラー、見ているだけで癒されるような優しく柔らかなパステルカラー、そして毎シーズン新たに登場する限定色まで…本当に、選ぶのに迷ってしまうほどです。

    でも、この「迷う時間」こそが、ピコタン選びの最高の楽しみの一つかもしれません。

    ここでは、特に人気の高い定番カラーと、近年注目されているカラー系統をいくつかご紹介します。

    あなたの心に響く「推し色」を見つけるヒントになれば嬉しいです。

    【超定番】迷ったらコレ!王道人気カラー
    • ノワール (Noir / ブラック系):エルメスの「黒」は、ただの黒ではありません。吸い込まれるような深みと、上品な艶やかさを持つ特別な黒と言われています。どんな服装にも合わせやすく、流行に左右されることがありません。冠婚葬祭など、少しかしこまったフォーマルな場面にも対応できる万能さが最大の魅力です。ピコタンロックに付いているカデナ(南京錠)や底鋲の金具の色がシルバーかゴールドかによっても、印象がキリッとしたり、華やかになったりします。まさに不動の人気ナンバーワンカラーです。
    • エトゥープ (Etoupe / グレージュ系):ノワールと人気を二分するのが、このエトゥープ。グレーとベージュが絶妙に混ざり合ったような、ニュアンスのある「グレージュ」カラーです。上品で落ち着きがありながらも、地味になりすぎず、どんな色とも不思議と相性が良いのが特徴。カジュアルな服装から、きれいめのオフィススタイル、さらには和装に合わせる方もいるほど、本当に幅広く活躍してくれます。バッグ本体の革の色とは異なる、白いステッチ(縫い糸)がさりげないアクセントになっていて、これもまたお洒落です。
    • ゴールド (Gold / ブラウン系):エルメスを象徴するカラーの一つで、いわゆる金色ではなく、キャメルやライトブラウンに近い、温かみのある美しいブラウン系の色合いです。「ゴールド」という名前ですが、実際はキャラメルのような、こっくりとした温かい色。クラシックで上品な雰囲気がありながら、デニムなどのカジュアルな装いにも驚くほどマッチします。使い込むほどに革の味わいが増していくのも魅力。エトゥープと同様に、白いステッチがデザインのポイントになっています。初めてエルメスのバッグを手にする方にも選ばれることが多い、信頼の定番色です。
    【人気上昇中&注目】洗練された印象のカラー
    • クレ (Craie) / ナタ (Nata) / ベトン (Beton) (ホワイト・オフホワイト系):それぞれ少しずつニュアンスの異なる、白系のカラーです。「クレ」はフランス語で「チョーク」を意味する、少し黄みがかった優しい乳白色。「ナタ」はスペイン語で「クリーム」を意味し、クレよりもやや温かみのあるクリーミーな白。「ベトン」はフランス語で「コンクリート」を意味し、少しグレーがかったクールで都会的な印象の白です。どの色も、持つだけでコーディネート全体をパッと明るく、上品で洗練された雰囲気に見せてくれます。特にベトンは、その絶妙な色合いから近年人気が高まっています。汚れが気になるという声もありますが、それを補って余りある美しさを持っています。
    • エタン (Etain / グレー系):フランス語で「錫(すず)」を意味する名前の通り、エトゥープよりも少し濃いめで、クールな印象のグレーです。シャープで知的な雰囲気があり、ビジネスシーンにも合わせやすいと人気。甘くなりすぎず、大人っぽいスタイルを好む方におすすめです。
    • トレンチ (Trench / ベージュ系):その名の通り、トレンチコートからインスピレーションを得た、上品なベージュカラー。少し黄みがかった、温かみのある色合いです。比較的新しい色でありながら、その使いやすさと上品さから、すでに定番人気カラーの仲間入りを果たしています。
    【華やかさをプラス】コーディネートの主役になるカラー
    • ローズサクラ (Rose Sakura / ピンク系):まるで満開の桜の花びらのような、淡く可憐なピンク色。見ているだけで心が和むような、優しくフェミニンな印象です。特に春夏のコーディネートに取り入れると、季節感が出て素敵です。派手すぎない上品なピンクなので、大人の女性にも人気があります。
    • ローズエクストリーム (Rose Extreme / ピンク系):こちらはローズサクラとは対照的に、ショッキングピンクに近いような、鮮やかで赤みの強い、まさに「エクストリーム(極端な)」なピンク。持つだけで気分が上がりそうな、華やかさと存在感があります。シンプルな服装の差し色として投入すると、一気にコーディネートが垢抜けます。
    • ブルー系:エルメスのブルーは、深海のような濃紺の「ブルーニュイ (Bleu Nuit)」、空色のような明るい「ブルージーン (Bleu Jean)」、少しグレーがかったくすみブルーの「ブルーペール (Bleu Pale)」など、本当に様々なトーンが存在します。落ち着いたシックな印象から、爽やかでカジュアルな印象まで、表情豊かなのがブルー系の魅力です。
    • グリーン系:若草色を思わせるようなフレッシュな「ヴェールクリケット (Vert Criquet)」、深みのある上品な「ヴェールシプレ (Vert Cyprès)」など、グリーン系も多彩です。自然を感じさせるアースカラーは、意外とどんな服装にも馴染みやすく、おしゃれな雰囲気を演出してくれます。

    これだけたくさんの色があると、「どれを選べばいいの~!」と嬉しい悲鳴をあげてしまいそうですが、それもピコタン選びの醍醐味。

    まずは自分の好きな色を考えてみるのはもちろん、手持ちの洋服にどんな色が多いか、どんなシーンでこのピコタンを使いたいか、などを想像しながら、あなたの心に一番響く「自分色」のピコタンを見つけるプロセスを、ぜひ楽しんでみてください。

    時代を超えて愛され続ける理由:ピコタンが人気の秘密

    ピコタン 刻印(スタンプ、型押し)写真
    ピコタン 刻印(スタンプ、型押し)写真
    ピコタン

    2003年の登場以来、ピコタン(ロック)はなぜこれほどまでに多くの人々の心を掴み、時代が変わっても色褪せることなく愛され続けているのでしょうか。

    その人気の秘密を、改めて4つのポイントから探ってみましょう。

    理由1:見てるだけで癒される!コロンとした唯一無二の愛らしいフォルム

    ピコタンの最大の魅力、それはやはり、他のどのバッグにもない、あの独特のフォルム。

    角がなく、全体的に丸みを帯びた、まるでキューブのような形状は、見ているだけで心が和むような、なんとも言えない愛らしさがあります。

    前述の通り、馬の飼い葉袋というユニークな発想から生まれたデザインは、奇をてらっているわけではないのに、しっかりとした個性を持っています。

    このシンプルでありながら、どこか人懐っこさを感じさせるデザインが、多くの人の心を惹きつけるのではないでしょうか。

    そして、この主張しすぎないシンプルなデザインだからこそ、驚くほど様々なファッションスタイルに自然と溶け込んでくれます。

    カジュアルなデニムとTシャツのスタイルから、フェミニンなワンピース、少しかっちりしたジャケットスタイルまで、どんな服装にも不思議とマッチし、程よい「抜け感」と上品さをプラスしてくれるのです。

    このコーディネートの幅広さ、汎用性の高さが、多くの女性にとって「毎日使いたい」「どんな場面でも頼りになる」と感じられる大きな理由の一つでしょう。

    理由2:可愛いだけじゃない!見た目以上の収納力と日常での使いやすさ

    ピコタンは、その可愛らしい見た目からは想像できないほどの、意外な収納力を秘めています。

    その秘密は、バッグの底面にある「広いマチ」にあります。

    底面がほぼ正方形に近い形をしているため、横幅や高さの数字以上に、たくさんの荷物を効率よく入れることができるのです。

    MMサイズなら長財布や化粧ポーチ、ペットボトルもすっぽり。

    PMサイズでも、ミニ財布やスマホ、ハンカチ、リップなど、日常の必需品はきちんと収まります。

    また、バッグの口が大きく開くデザインも、使いやすさの重要なポイント。

    ガバッと開くので、中に入れたものが見渡しやすく、必要なものをサッとスマートに取り出すことができます。

    バッグの中でゴソゴソと物を探すストレスがないのは、忙しい毎日の中では本当に嬉しいですよね。

    さらに、細やかな配慮として、バッグの底には通常4つ(モデルによっては5つ)の底鋲(そこびょう)が付いています。

    これにより、カフェのテーブルや床などにバッグを置いた際に、バッグの底面が直接地面に触れるのを防ぎ、大切なレザーを汚れや傷から守ってくれます。

    底鋲があることでバッグが自立しやすくなり、置いた時の姿が美しく保たれるというメリットもあります。

    こうした、デザイン性だけでなく、日常の中で「本当に使いやすい」と感じられる細やかな工夫が凝らされている点も、ピコタンが長く愛される理由と言えるでしょう。

    理由3:触れるたびに実感する、エルメスならではの品質と職人技

    ピコタン(ロック)は、エルメスが世界に誇る最高品質のレザーを贅沢に使用して作られています。

    エルメスは、世界中から厳選した最上級の原皮(加工前の革)だけを調達し、長年培ってきた独自のなめし技術によって、美しく、しなやかで、かつ耐久性にも優れた特別なレザーを生み出しています。

    その滑らかな手触り、吸い付くような質感、そして深みのある美しい発色は、まさに格別。

    一度触れると、その質の高さに誰もが感動するはずです。

    そして、その素晴らしい素材を、美しいバッグへと仕立て上げるのが、エルメスの熟練した職人たちの卓越した技術。

    エルメスの製品は、その多くが、一人の職人が最初から最後まで責任を持って、一つひとつ手作業で丁寧に作り上げています。

    ピコタンのシンプルに見えるデザインの中にも、実は驚くほどのこだわりが詰まっています。

    例えば、革を縫い合わせるステッチ。

    エルメス独自の「クウジュ・セリエ」と呼ばれる手縫いの技法は、ミシン縫いよりも遥かに丈夫で、見た目にも美しい独特のリズム感があります。

    また、革の断面(コバと呼ばれる部分)の処理も、何度もヤスリをかけ、染料を塗り、磨き上げるという工程を繰り返し、滑らかで美しい仕上がりになっています。

    こうした、すぐには目に見えない部分にまで時間と手間を惜しまないクラフツマンシップ(職人魂)こそが、エルメス製品の圧倒的な品質と耐久性を支え、ピコタンが長く愛用できる、世代を超えて受け継ぐ価値のあるバッグとなっている理由なのです。

    理由4:手の届きやすい価格帯(エルメスの中では)が嬉しい!

    繰り返しになりますが、ピコタン(ロック)は、エルメスのアイコンバッグであるバーキンやケリーと比較すると、価格が抑えられています。

    バーキン の写真 <9枚>

    もちろん、絶対的な金額としては高価なバッグであることに変わりはありません。

    しかし、エルメスの持つ世界観、最高品質の素材、卓越した職人技を体験するための「入門編」として、あるいは、特別な日だけでなく「普段の生活の中で使えるエルメス」として、他のモデルよりは手が届きやすいと感じる人が多いのです。

    この「エルメスの中では比較的身近な存在」という絶妙な立ち位置が、多くの人々にとってピコタンをより魅力的な選択肢にしています。

    「いつかはエルメス…」という憧れを、より現実的な目標として捉えやすくしてくれる存在、それがピコタンなのかもしれません。

    憧れのブランドのアイテムを、特別な日のためだけでなく、自分の日常の中で楽しめるというのは、大きな喜びと満足感を与えてくれますよね。

    これら4つの理由、すなわち「愛らしいフォルム」「見た目以上の収納力と使いやすさ」「エルメスならではの品質」「比較的手頃な価格帯」が複合的に組み合わさることで、ピコタン(ロック)は単なるファッションアイテムを超え、持つ人の日常に豊かさと彩りを与え、長く深く愛される特別な存在となっているのです。

    もうピコタンをダサいと言わせない!おしゃれ術まとめ

    ピコタンをおしゃれに持つ!おすすめコーデ術&「ダサ見え」回避の注意点

    ピコタン ハンドル写真 ハンドル(n向き)写真
    ピコタン ハンドル写真 ハンドル(n向き)写真
    ピコタン

    さて、憧れのピコタン(ロック)を手に入れたら、次はその魅力を最大限に引き出すコーディネートを楽しみたいですよね!

    ここでは、ピコタンをもっと素敵に、おしゃれに持つための具体的なコーディネートのヒントと、せっかくのピコタンが「なんだか残念…」「ダサく見えちゃうかも…」とならないための注意点を合わせてご紹介します。

    基本のキ:シンプルコーデに「さらり」と合わせて品格をプラス

    ピコタンの最大の強みは、普段のシンプルな服装を、ぐっと格上げしてくれる点にあります。

    難しく考える必要はありません。

    まずは、あなたのクローゼットにあるベーシックなアイテムと合わせてみましょう。

    例えば、一番簡単なのは、普段着の定番である「Tシャツとデニム」の組み合わせ。

    この、ともするとラフになりがちなカジュアルスタイルに、ピコタンを一つ加えるだけで、不思議と全体の印象が引き締まり、洗練された大人の雰囲気が生まれます。

    上質なレザーの質感と、コロンとしたフォルムが、良い意味での「きちんと感」と「こなれ感」をプラスしてくれるのです。

    また、シンプルな無地のワンピースや、きれいめのブラウスにパンツやスカートを合わせたスタイルにも、ピコタンは最高の相棒になります。

    ピコタンの上品でありながらも、どこか力の抜けたリラックス感が、コーディネートに程よい抜け感と、余裕のあるおしゃれさを加えてくれるでしょう。

    「頑張りすぎない、でもちゃんとお洒落」そんな理想的な大人のカジュアルスタイルが、ピコタン一つで簡単に完成します。

    色合わせの魔法:ワントーン、差し色、ニュアンスカラーを使いこなす

    ピコタンの魅力といえば、その豊富なカラーバリエーション!この色の力を借りて、コーディネートをもっと楽しみましょう。

    色合わせの基本的なテクニックを3つご紹介します。

    テクニック1

    ワントーンコーデで、究極の洗練を バッグと洋服の色味を同じにする、または近い色(同系色)でまとめるスタイル。

    例えば、全身をベージュ系のグラデーションでまとめたところに、ゴールドやトレンチ、クレといったベージュ~オフホワイト系のピコタンを合わせる。

    あるいは、ネイビーのワンピースに、ブルーニュイのピコタンを持つ、など。

    全体に統一感が生まれ、非常にシックで洗練された、都会的な印象になります。

    上級者向けに見えますが、意外と簡単にお洒落に見えるテクニックです。

    テクニック2

    差し色コーデで、主役級の存在感を ブラック、ホワイト、ネイビー、グレー、ベージュといった、ベーシックカラー(落ち着いた基本の色)の服装をベースにして、あえて鮮やかな色のピコタンを投入するスタイル。

    例えば、シンプルな黒いワンピースに、パッと目を引くローズエクストリーム(鮮やかなピンク)やオレンジ系のピコタンを合わせる。

    白いブラウスとデニムの爽やかな組み合わせに、ヴェールクリケット(明るいグリーン)のピコタンを持つ、など。

    バッグがコーディネート全体の主役となり、一気におしゃれ度がアップします。

    ピコタンの形がシンプルだからこそ、大胆な色を選んでも、意外と嫌味なく、素敵に取り入れやすいのがポイントです。

    テクニック3

    ニュアンスカラーで、どんな服にも寄り添う万能選手に エトゥープ(グレージュ)、クレ(乳白色)、ベトン(コンクリートのような白)、グリメイヤー(淡いグレー)といった、白でも黒でもない、グレーでもベージュでもない、絶妙な中間色(ニュアンスカラー)のピコタンは、まさに万能選手!どんな色の服にも不思議と馴染みやすく、コーディネート全体を柔らかく、上品に見せてくれる魔法のような効果があります。

    例えば、エトゥープのピコタンは、黒やネイビーの濃い色の服に合わせれば、重くなりすぎず程よいアクセントになり、白やベージュ、パステルカラーなどの淡い色の服に合わせれば、優しく上品に馴染んでくれます。

    一つ持っていると、本当に重宝するカラー系統です。

    小物アレンジで私らしさをプラス:ツイリー、チャーム、バッグインバッグ

    そのままでも十分に素敵なピコタンですが、ちょっとした小物を使ったアレンジで、さらに表情豊かに、そして自分らしく楽しむことができます。

    人気のアイデアを3つご紹介します。

    アレンジ1

    ツイリーで華やかさと個性をプラス エルメスで人気の高い、細長いシルクスカーフ「ツイリー(Twilly)」。

    これをピコタンのハンドル(持ち手)部分にくるくると巻き付けるアレンジは、もはや定番のお洒落テクニック。

    もともとは、ハンドル部分の汚れや革の傷みを防ぐという実用的な目的もありますが、何よりも見た目がパッと華やかになり、バッグの印象をガラリと変えることができます。

    ツイリーには本当にたくさんの美しい柄や色があるので、季節に合わせて素材感を変えたり、その日の気分や服装に合わせて付け替えたりするのも楽しいでしょう。

    シンプルなピコタンに、あなたらしい彩りを加えてくれます。

    (ただし、ピコタンのハンドルはバーキンなどに比べて柔らかいため、少し巻きにくい、形が定まりにくいと感じる方もいるようです。慣れれば綺麗に巻けるようになりますよ。)

    アレンジ2

    可愛いチャームで遊び心を添えて エルメスには、バッグに付けて楽しむための、魅力的なバッグチャームがたくさんあります。

    馬の形をしたカラフルな「ロデオチャーム」や、鞍やブーツ、馬蹄などをモチーフにしたレザーの「パドックチャーム」などが特に人気。

    ピコタンのようなシンプルなバッグに、こうした遊び心のあるチャームを一つ付けるだけで、ぐっとパーソナルな雰囲気になり、より一層愛着の湧く「マイ・ピコタン」になります。

    チャームの色とバッグの色を合わせたり、あえて対照的な色を選んでアクセントにしたり、楽しみ方は無限大です。

    アレンジ3

    バッグインバッグで機能性と美しさを両立 ピコタンの内部は、基本的に仕切りやポケットがない、シンプルな構造になっています。

    そのため、そのまま荷物を入れると、中で鍵やリップクリームなどの小物が迷子になってしまったり、ごちゃごちゃになってしまったりすることがあります。

    そこで活躍するのが「バッグインバッグ」です。

    バッグの中に、もう一つ小さなバッグ(ポーチのようなもの)を入れることで、荷物をすっきりと整理しやすくなります。

    それだけでなく、バッグインバッグには、ピコタンの型崩れを防いでくれるという嬉しい効果も期待できます。

    最近では、ピコタンの各サイズ(PM, MM, GM)にぴったり合うように専用設計された、フェルト素材やナイロン素材のお洒落なバッグインバッグもたくさん市販されています。

    バッグを開けた時に、ちらりと見えるインナーバッグの色や柄で、さりげなく個性を演出するのも素敵ですね。

    これは避けたい!ピコタンが「ダサ見え」してしまうNGコーデ・注意点

    せっかく手に入れた素敵なピコタンも、持ち方や合わせ方によっては、その魅力が半減し、残念ながら「あれ、なんだかダサいかも…?」という印象になってしまうことも…。

    ここでは、「ダサ見え」を回避するために気をつけたいポイントをいくつか挙げておきます。

    NGポイント1

    服装のテイストとピコタンがチグハグ 繰り返しになりますが、ピコタンはどちらかというとカジュアル寄りの、リラックスした雰囲気を持つバッグ。

    そのため、服装全体のテイストと、ピコタンの持つカジュアル感が合っていないと、バランスが悪く見えてしまいます。

    例えば、非常にフォーマルな場にラフな印象のピコタンを持っていくのは避けましょう。

    TPO(時・場所・場合)をわきまえ、その日の服装全体の雰囲気とピコタンが調和しているか、客観的に見てみることが大切です。

    NGポイント2

    色合わせが残念なことに… 豊富なカラーバリエーションが魅力のピコタンですが、色選びを間違えると逆効果になることも。

    コーディネートの中で、ピコタンの色だけが悪目立ちして浮いてしまっている状態は避けたいところです。

    全体のカラートーンを考えて、「馴染ませる」のか、それとも「意図的な差し色」として使うのか、意識して色を選ぶようにしましょう。

    NGポイント3

    全身ブランドロゴ!なトゥーマッチコーデ ピコタン自体は、エルメスのロゴ(Hマークなど)が大きく目立つようなデザインではありません。

    しかし、だからといって、洋服や靴、他のアクセサリーまで、これみよがしにブランドロゴが満載のコーディネートに合わせてしまうと、トゥーマッチ(やりすぎ)な印象になり、品がなく見えてしまう可能性があります。

    ピコタンの上品さを活かすには、むしろ他のアイテムはシンプルに抑える、「引き算のお洒落」を心がけるのがおすすめです。

    NGポイント4

    バッグの「くたびれ感」を放置しない ピコタンの魅力の一つである、トリヨンクレマンスなどの柔らかいレザー。

    その特性上、使い方や保管方法によっては、型崩れしたり、汚れや傷が目立ちやすかったりするという側面もあります。

    どんなに元は素敵なバッグでも、形が崩れていたり、汚れが目立ったり、革がくたびれたりしていると、だらしなく、残念な印象を与えかねません。

    日頃から、柔らかい布で優しく拭いたり、型崩れ防止のために詰め物をしたり、バッグインバッグを使用したり、そして何より、荷物をパンパンに詰め込みすぎないように気をつけることが大切。

    丁寧にお手入れをして、美しい状態を保つことを心がけましょう。

    NGポイント5

    安っぽいハンドルカバーやチャームを選んでしまう バッグ本体は最高級のエルメスなのに、それに合わせるハンドルカバーやチャーム、ツイリーなどが、明らかにチープ(安っぽく)に見える素材やデザインだと、バッグ全体の印象を大きく損ねてしまいます。

    せっかくのピコタンの品格が台無しです。

    もしアクセサリーを付けるのであれば、ケチらずに、ピコタンの持つ上質な雰囲気にふさわしい、質の良いものを選びましょう。

    エルメス純正のツイリーやチャームを選ぶのが一番安心ですが、他のブランドのものでも、素材感やデザインがピコタンと調和するものを選ぶことが重要です。

    ピコタンの魅力を最大限に引き出す鍵は、その「シンプルさ」を尊重し、「全体のバランス」を常に考えることにある、と言えそうです。

    これらのポイントを参考に、あなたらしい素敵なピコタンコーデを楽しんでくださいね。

    他のエルメスバッグと比べてどう?ピコタンならではの立ち位置

    エルメスには、ピコタン以外にも数々の魅力的なバッグが存在します。

    ここでは、エルメスを代表する他の人気バッグとピコタン(ロック)を比較することで、ピコタンならではの個性や、エルメスのバッグコレクションの中での立ち位置を、より明確にしていきましょう。

    エルメスの人気バッグと比較:それぞれの個性と魅力

    エルメスの顔とも言える、他の人気バッグとピコタン(ロック)を比べてみましょう。

    それぞれの特徴を知ることで、なぜ自分がピコタンに惹かれるのか、あるいは他のバッグの方が合っているのかが見えてくるかもしれません。

    バーキン:不動のアイコン、ステータスと実用性を兼ね備えた存在

    バーキンは、女優ジェーン・バーキンのために作られたという有名な逸話を持つ、エルメスのアイコン中のアイコン。

    横長のしっかりとしたフォルムに、2本のハンドル、バッグを閉じるためのフラップ(蓋)とクロア(ベルト)、そしてカデナ(南京錠)が特徴的なデザイン。

    かっちりとした作りで収納力も高く、ビジネスシーンから普段使いまで幅広く対応できますが、その圧倒的な存在感とステータス性は他の追随を許しません。

    世界中のセレブリティに愛され、入手が非常に困難なことでも知られています。

    価格帯もピコタンとは大きく異なり、数百万円クラスが中心となります。

    まさに「キング・オブ・バッグ」と言える存在です。

    ケリー:エレガンスの象徴、フォーマルシーンにも映える気品

    ケリーは、モナコ公妃となったハリウッド女優、グレース・ケリーがパパラッチから妊娠中のお腹を隠すために持っていたことから、その名がついたとされる、台形のフォルムとシングルトップハンドルが特徴のエレガントなバッグ。

    バーキンと並ぶ、エルメスのもう一つの象徴的存在。

    縫い目が外側に見える「外縫い」と、内側に見える「内縫い」の2種類の製法があり、外縫いはよりかっちりとシャープな印象、内縫いはより柔らかくフェミニンな印象を与えます。

    例:ケリーの内縫い(縫い目が内側でステッチが見えずふわっと柔らかいフォルム)
    例:ケリーの内縫い
    (縫い目が内側でステッチが見えずふわっと柔らかいフォルム)
    例:ケリーの外縫い(縫い目が外側でステッチが見えカチッとしたフォルム)
    例:ケリーの外縫い
    (縫い目が外側でステッチが見えカチッとしたフォルム)
    例:バーキンの内縫い(縫い目が内側でステッチが見えずふわっと柔らかいフォルム)
    例:バーキンの内縫い
    (縫い目が内側でステッチが見えずふわっと柔らかいフォルム)
    例:バーキンの外縫い(縫い目が外側でステッチが見えカチッとしたフォルム)
    例:バーキンの外縫い
    (縫い目が外側でステッチが見えカチッとしたフォルム)

    バーキンよりもややフォーマルな印象が強く、パーティーシーンや式典など、特別な場面にもよく映えます。

    こちらもバーキン同様、入手困難で高価なバッグとして知られています。

    ガーデンパーティ:日常に寄り添う、シンプルで実用的なトートバッグ

    ガーデンパーティは、もともとはその名の通り、園芸用品を入れるためにデザインされたというルーツを持つ、カジュアルなトートバッグ。

    ピクニックやガーデンパーティはもちろん、日常のお出かけや通勤にもぴったりの、シンプルで実用的なデザインが魅力。

    開口部がスナップボタンで大きく開き、荷物の出し入れが非常にしやすいのが特徴。

    素材は、オールレザータイプ(主にネゴンダという柔らかい雄仔牛レザー)と、丈夫なキャンバス地(トワルアッシュなど)とレザーを組み合わせたタイプがあります。

    特にキャンバス素材のものは、エルメスのバッグの中では比較的求めやすい価格帯であることから人気があります。

    ピコタンと同様に日常使いしやすく、どちらを選ぶか比較検討されることも多いバッグ。

    ピコタンと比べると、より横長で、マチも広く、まさに「トートバッグ」らしい形状をしています。

    ピコタンロックの独自性はどこにある?

    さて、これらの錚々たるエルメスの人気バッグたちと比較したとき、ピコタンロックの個性、そしてエルメスのラインナップにおける独自の立ち位置はどこにあるのでしょうか?

    まず、デザインの雰囲気が大きく異なります。

    バーキンやケリーが持つ、ある種の「威厳」や「緊張感」とは対照的に、ピコタンロックはもっとリラックスした、柔らかな雰囲気を持っています。

    コロンとした愛らしい縦長のキューブフォルムは、他にはない独特の魅力であり、親しみやすさを感じさせます。

    また、構造的な違いとして、ピコタンは基本的に一枚の革を贅沢に使って作られており、バッグの内側に裏地が付いていない(内側が革の裏面を起毛させた状態になっている)のも大きな特徴。

    これにより、革本来の柔らかさや質感をダイレクトに感じることができます。

    (※一部モデルを除く)

    バーキンやケリーほどフォーマルでかしこまった印象はなく、かといってガーデンパーティほどシンプルすぎるわけでもない。

    ピコタンロックは、ガーデンパーティよりもデザイン性が高く、よりファッションアイテムとしての側面も強く持っています。

    つまり、ピコタンロックは、「エルメスの確かな品質や世界観は欲しいけれど、バーキンやケリーほど仰々しくなく、もっと日常的に、さりげなく、お洒落に持ちたい」…そんな現代の女性たちのニーズに、見事に応えてくれる存在なのです。

    エルメスのエッセンスを、肩肘張らずに、自分のライフスタイルに取り入れたい。

    そんな想いを叶えてくれる、絶妙なバランス感覚を持ったバッグ、それがピコタンロックの独自の立ち位置と言えるでしょう。

    「ピコタン風」バッグとの決定的な違い:なぜ本物を選ぶ価値があるのか

    ピコタン パイピング部写真
    ピコタン パイピング部写真
    ピコタン

    市場には、ピコタンのデザインを模倣した、いわゆる「ピコタン風」と呼ばれるバッグがたくさん出回っています。

    価格も本物のエルメスに比べれば遥かに安価。

    見た目が似ているなら、安い方でいいのでは?と考えてしまう人もいるかもしれません。

    しかし、見た目は似ていても、本物のエルメスのピコタン(ロック)と、安価な「ピコタン風」バッグとの間には、決して埋めることのできない、決定的な違いが存在します。

    なぜ多くの人が、決して安くはない金額を払ってでも、本物のピコタンを求めるのでしょうか。

    その理由を探ってみましょう。

    違い1

    触れればわかる、素材の圧倒的な「質」 エルメスがピコタンに使用しているレザーは、世界中から厳選された、まさに最高級の素材。

    長年の経験と独自の基準によって選び抜かれた原皮は、エルメス独自の高度ななめし技術によって、驚くほどきめ細かく、しなやかで、耐久性に優れ、そして息をのむほど美しい発色を持つレザーへと生まれ変わります。

    実際に本物のピコタンに触れた時の、手に吸い付くような滑らかな感触、革本来の豊かな香り、そして使い込むほどに増していく自然な艶や味わいは、安価な類似品の合成皮革や質の低いレザーでは、決して再現することはできません。

    この「素材の質」こそが、本物だけが持つ、揺るぎない価値の根源です。

    違い2

    細部に宿る、卓越した「職人技」 一見するとシンプルに見えるピコタンのデザインですが、その細部には、エルメスの熟練した職人たちの、見えないけれど確かな技術が凝縮されています。

    例えば、革を縫い合わせる糸の縫い目一つをとっても、手縫いで施される部分は「クウジュ・セリエ」と呼ばれる、美しく、かつ非常に頑丈なエルメス独自の縫製技法が用いられています。

    革の断面である「コバ」の処理も、何度もやすりをかけ、染料を塗り重ね、丁寧に磨き上げることで、滑らかで耐久性のある美しい仕上がりになっています。

    偽物や安価な類似品は、こうした細部の処理が雑であったり、簡略化されていたりする場合がほとんどです。

    ぱっと見は似ていても、細部を見比べれば、その作り込みの差は歴然としています。

    この目に見えにくい部分への徹底的なこだわりが、バッグ全体の佇まいの美しさや、長く使える耐久性に、大きな差を生み出すのです。

    違い3

    持つことで得られる「満足感」と、将来的な「資産価値」 エルメスの製品を持つということは、単に「物」を持つ以上の、特別な意味を持ちます。

    それは、180年以上にわたるブランドの豊かな歴史や、ものづくりに対する哲学、そして製品に込められた職人たちの情熱に触れる体験でもあります。

    本物のピコタンを手にした時に感じる、特別な高揚感、背筋が伸びるような感覚、そして大切に使い続けたいと思える深い満足感は、単なる模倣品では決して味わうことができません。

    さらに、エルメスのバッグ、特にピコタンのような人気モデルは、中古市場でもその価値が下がりにくく、色や状態、サイズによっては、購入時の定価に近い価格、あるいは定価以上で取引されることも珍しくありません。

    これは、ピコタンが単なる消耗品ではなく、ある種の「資産」としての側面も持っていることを意味します。

    もちろん、投資目的で買うものではありませんが、将来的に手放すことになった場合でも、その価値が認められやすいというのは、本物ならではの大きなメリットと言えるでしょう。

    これは、安価な模倣品にはない、本物だけが持つ無形の、そして有形の価値です。

    デザインの形だけを真似ることはできても、素材そのものの本質的な質の高さ、長い年月をかけて培われた職人の技術、ブランドが築き上げてきた歴史と信頼、そしてそれらが複合的に生み出す、所有する喜びや満足感、さらには資産としての価値は、決してコピーすることはできません。

    これこそが、多くの人々が、たとえ高価であっても、本物のエルメス ピコタンに投資する理由なのです。

    ピコタンのメリット・デメリット

    ピコタン 背面写真
    ピコタン 背面写真
    ピコタン

    さて、ピコタン(ロック)の魅力をたっぷりとお伝えしてきましたが、実際に購入を具体的に検討する段階になったら、改めてその「良い点(メリット)」と、「少し気になる点(デメリットや注意点)」を客観的に整理しておきましょう。

    どんなに素敵なバッグでも、良い面ばかりではありません。

    両方をきちんと理解した上で判断することが、後悔しないバッグ選びのための大切なステップです。

    ピコタンを選ぶことの「メリット」(嬉しいポイント)

    • エルメスの中では比較的手が届きやすい価格設定:前述の通り、バーキンやケリーといった他のアイコンバッグに比べると、価格が抑えられています。「いつかはエルメス」の夢を、より現実的なものにしてくれる存在です。「ファーストエルメス」としても選びやすいでしょう。
    • 日常のどんなシーンにも合わせやすいデザインとサイズ感:シンプルで主張しすぎない、愛らしいフォルムは、普段のカジュアルなコーディネートから、少しきれいめなスタイルまで、幅広くマッチします。気負わずに、毎日気軽に持つことができるのが大きな魅力です。特にPMサイズやMMサイズは、日常使いに最適な大きさです。
    • 選ぶのが楽しい!豊富なカラーとサイズのバリエーション:驚くほど多彩なカラーと、ライフスタイルに合わせて選べる複数のサイズ展開(主にPM, MM, GM)。自分の好みや用途にぴったりの「マイ・ピコタン」を見つける楽しみがあります。限定色や特殊モデルなど、コレクションする楽しみも。
    • 見た目以上に物が入る、頼れる収納力:コンパクトに見えても、底のマチが広く設計されているため、想像以上にたくさんの荷物を収納できます。日常の必需品をきちんと持ち歩ける実用性を兼ね備えています。
    • 流行り廃りがない、タイムレスな魅力:2003年の登場以来、基本的なデザインは大きく変わることなく、世界中で愛され続けています。一過性のトレンドに流されることなく、何年先も、何十年先も、きっと色褪せることなく使い続けられる、普遍的な魅力を持っています。
    • エルメスならでは!最高品質の素材と、丁寧な作り:世界最高峰のレザーと、熟練した職人の手仕事によって、一つひとつ丁寧に作られています。その品質の高さは、長く愛用できる耐久性はもちろんのこと、持つ人に特別な喜びと満足感を与えてくれます。

    知っておきたい「デメリット」と「注意点」(少し気になるポイント)

    一方で、ピコタン(ロック)を選ぶ際には、以下のような点も正直に理解しておく必要があります。

    • バッグの中に仕切りやポケットがないシンプル構造:内部は基本的に一つの空間になっているため、そのまま荷物を入れると、中で物がごちゃごちゃになりやすく、鍵やリップなどの小物が迷子になりやすい、という声はよく聞かれます。バッグインバッグを使うなど、自分で整理整頓する工夫が必要です。
    • 柔らかい革のため、型崩れしやすい可能性も:特に人気のトリヨンクレマンスなどの柔らかい素材は、荷物の入れ方や量、保管方法によっては、バッグの形が崩れやすい傾向があります。荷物をたくさん入れると、バッグが自立しにくくなる場合もあるかもしれません。美しい形を保つためには、少し気遣いが必要です。
    • 重いものを入れすぎると、ハンドルなどに負担がかかるかも?:たくさん荷物が入るからといって、あまりにも重いものを日常的に詰め込んでしまうと、ハンドルの革が伸びてしまったり、バッグ全体の形が崩れる原因になったりする可能性がある、という指摘もあります。長く大切に使うためには、詰め込みすぎに注意しましょう。
    • 初代ピコタンは、開口部のセキュリティに少し不安があった:(これは現行のピコタンロックではなく、初期モデルの話ですが)カデナ(南京錠)が付いていない初代ピコタンは、バッグの口が常に開いている状態になるため、中の物が見えやすい、落としやすい、スリなどの防犯面で少し心配、と感じる人もいました。現行のピコタンロックでは、ベルトとカデナが付いたことで、この点は改善されています。

    まとめ:ピコタンはダサい?そのように言われる理由と誤解

    ピコタン 左底写真
    ピコタン 左底写真
    ピコタン

    記事のポイントのまとめです。

    • 類似した「ピコタン風」バッグが街に溢れており、本物の特別感が薄れる
    • 偽物やスーパーコピー品の存在がブランドの信頼性を損なう要因となる
    • TPOに合わない持ち方や服装とのミスマッチでチグハグな印象を与える
    • 派手すぎるツイリーや安っぽいアクセサリーがバッグの品格を下げる
    • 柔らかい革素材による「くったり感」が安っぽく見えると感じる人もいる
    • バッグの中に仕切りがなく整理しづらい点が実用面でネックになる
    • 荷物の詰め込みすぎで型崩れやハンドルの変形が起きやすい
    • 白系や淡色のバッグは汚れやすく、気軽に使いづらいと感じられがち
    • コーディネートによってはピコタンだけ浮いてしまうことがある
    • 全身ハイブランドで固めるとピコタンのさりげなさがかすむ
    • バッグの素材やサイズによって印象が大きく変わるため選び方に注意が必要
    • 防犯対策が弱いと感じる人には不安要素となる
    • 人気ゆえに「みんな持っている」印象が個性のなさと誤解されがち
    • ハンドルカバーなどの後付けアイテムが安っぽく見える場合がある
    • SNSでの指摘や詮索により偽物と誤解されるリスクがある

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