ひとことでエルメスのバッグと言っても、その種類は多岐にわたり、それぞれに独自の魅力や背景があります。
この記事では、エルメスのバッグ全60種類を一挙にご紹介。
各モデルの特徴やサイズ展開、誕生の背景などをわかりやすく解説していきます。
これを読めば、自分にぴったりのバッグがきっと見つかるはずです。
購入を検討している方はもちろん、エルメス愛好家の方にも役立つ内容を、ぜひご覧ください。
ちなみに、エルメスはここ最近頻繁に値上げをしており、あなたがエブリン3、ケリー、バーキン、ピコタンロック、ボリード1923などを紹介してもらえる頃には、とんでもない価格または廃盤になっているかもしれません。
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- エルメスのバッグ全60種類の名称と特徴
- 各バッグのサイズや形の違い
- モデルごとの誕生背景や人気の理由
- 自分の目的やスタイルに合うバッグの選び方
目次
エルメスのレディースハンドバッグ(20種類)
バーキン
バーキン(Birkin)は、1984年に誕生した同ブランドを代表するハンドバッグ。
その名は、イギリスの女優で歌手のジェーン・バーキンに由来します。
彼女が飛行機内でエルメスの当時の会長ジャン=ルイ・デュマと隣り合わせた際、理想的なバッグについて語ったことがきっかけで、このバッグがデザインされました。
バーキンは、シンプルでありながらエレガントなデザインが特徴。
長方形のフォルムにフラップとサドルステッチが施され、収納力に優れています。
また、ハンドルが2本付いており、手持ちや腕にかけて持ち運ぶことができます。
開口部は大きく開くため、荷物の出し入れがしやすく、日常使いからビジネスシーンまで幅広く対応します。
バーキンは、用途や好みに応じて選べる複数のサイズが展開されています。
主なサイズは以下の通りです。
- バーキン 25:幅25cm×高さ20cm×奥行き13cm。コンパクトでフォーマルな場面に適しています。
- バーキン 30:幅30cm×高さ22cm×奥行き16cm。日常使いに最適なサイズで、最も人気があります。
- バーキン 35:幅35cm×高さ25cm×奥行き18cm。収納力が高く、ビジネスシーンにも対応します。
- バーキン 40:幅40cm×高さ30cm×奥行き21cm。旅行や出張など、多くの荷物を持ち運ぶ際に適しています。
バーキンは、多彩な素材とカラーで展開されています。
主な素材には以下のものがあります。
- トゴ:柔らかく傷がつきにくい雄仔牛のレザー。
- トリヨンクレマンス:しっとりとした質感で、耐久性に優れた雄牛のレザー。
- エプソン:型押し加工が施された硬めのレザーで、型崩れしにくい。
- オーストリッチ:ダチョウの革を使用し、独特の斑点模様が特徴。
- クロコダイル:高級感あふれるワニ革で、光沢が美しい。
カラーバリエーションも豊富で、ブラックやエトゥープ、ゴールド、ルージュ、ブルージーンなど、多彩な色合いが揃っています。
これにより、個々のスタイルや好みに合わせて選ぶことが可能です。
バーキンには、特別なデザインや機能を持つ限定モデルも存在します。
例えば、「バーキン 3-in-1」は、取り外し可能なポーチが付属し、3通りの使い方ができるモデル。
また、「シャドーバーキン」は、バッグのデザインを型押しで表現したユニークなモデルとして知られています。
ケリー
ケリー(Kelly)は、1930年代に誕生した同ブランドを代表するアイコン的存在。
元々は「サック・ア・クロア」という名称で販売されていましたが、1956年にモナコ公妃グレース・ケリーが愛用し、彼女が妊娠中のお腹をこのバッグで隠した写真が報道されたことから、世界的な注目を集め、現在の「ケリー」という名称が定着しました。
ケリーバッグは、シングルハンドルとフラップクロージャーを備えたエレガントなデザインが特徴。
フロントのトルサードクラスプとカデナ(南京錠)がアクセントとなり、洗練された印象を与えます。
また、取り外し可能なショルダーストラップが付属しており、ハンドバッグとしてだけでなく、ショルダーバッグとしても使用可能です。
ケリーバッグは、用途や好みに応じて選べる複数のサイズが展開されています。
主なサイズは以下の通りです。
- ミニケリー:コンパクトなサイズで、フォーマルな場面やパーティーシーンに適しています。
- ケリー 25:幅25cm×高さ19cm×奥行き9cm。日常使いに適したサイズで、必要最低限の荷物を持ち運ぶのに最適です。
- ケリー 28:幅28cm×高さ22cm×奥行き10cm。A5サイズの書類が収納可能で、ビジネスシーンにも対応します。
- ケリー 32:幅32cm×高さ23cm×奥行き10.5cm。A4サイズの書類が収納でき、より多くの荷物を持ち運ぶ際に適しています。
- ケリー 35:幅35cm×高さ24cm×奥行き12cm。旅行や出張など、多くの荷物を持ち運ぶ際に適しています。
日本国内では、25cm、28cm、32cmのサイズが特に人気があります。
そして、ケリーバッグは、多彩な素材とカラーで展開されています。
主な素材には以下のものがあります。
- トゴ:柔らかく傷がつきにくい雄仔牛のレザー。
- エプソン:型押し加工が施された硬めのレザーで、型崩れしにくい。
- ボックスカーフ:滑らかな質感と光沢が特徴のクラシックなレザー。
- オーストリッチ:ダチョウの革を使用し、独特の斑点模様が特徴。
- クロコダイル:高級感あふれるワニ革で、光沢が美しい。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、ゴールド、エトゥープ、ルージュ、ブルージーンなど、多彩な色合いが揃っています。
これにより、個々のスタイルや好みに合わせて選ぶことが可能です。
ケリーバッグには、特別なデザインや機能を持つ限定モデルも存在します。
例えば、「ケリー・ピクニック」は、柳細工とレザーを組み合わせたユニークなデザインで、ピクニックの風景にぴったりのバッグ。
また、「ケリー・ダンス」は、ショルダーバッグやバックパックとしても使用できる多機能なデザインが特徴です。
ボリード(ショルダー可だが基本はハンド)
ボリード(Bolide)は、1923年に誕生した世界初のファスナー付きバッグとされる、非常に歴史あるモデル。
エルメスの創業家5代目エミール=モーリス・エルメスが、アメリカ旅行中にジッパーの技術に出会い、それを応用して開発されました。
当初は「ブガッティ」の名で親しまれていましたが、のちに「ボリード」と改称されました。
ボリードの大きな特徴は、丸みを帯びたシルエットと滑らかな曲線。
上品で女性らしい印象がありつつも、エルメスらしい堅牢な作りで実用性も高いのが魅力。
ファスナー式の開口部は大きく開き、荷物の出し入れが非常にスムーズ。
トップハンドルに加え、取り外し可能なショルダーストラップが付属しており、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使用できます。
底鋲も備えており、バッグ本体が直接地面に触れにくく、長く美しい状態を保ちやすい構造です。
ボリードは、多様なライフスタイルに対応できるよう豊富なサイズが展開されています。
- ボリード 1923 ミニ:幅18.5cm高さ14.5cm×奥行き7.3cm。小ぶりでアクセサリー感覚の可愛らしいサイズ感。
- ボリード 27:幅27cm×高さ20cm×奥行き10.5cm。日常のお出かけやディナーに最適。
- ボリード 31:幅31cm×高さ24cm×奥行き12cm。収納力と使いやすさのバランスが取れたサイズ。
- ボリード 35:幅35cm×高さ28cm×奥行き14cm。書類やタブレットも収納可能で、ビジネスシーンにも対応。
- ボリード 45:旅行用ボストンバッグとしても使える大容量タイプ。
素材はトゴやエプソン、クレマンス、ボックスカーフ、ヴォー・ガリバーなどがあり、型崩れしにくく耐久性にも優れています。
カラーバリエーションも非常に豊富で、ブラックやエトゥープ、ルージュ、ブルー系から、シーズンごとの限定カラーまで幅広く展開されています。
- ボリード1923:外ポケットのないすっきりとしたミニマルなデザイン。シンプルさを求める人に人気。
- ボリード・リラックス:より柔らかく、カジュアル寄りの仕様。
- ボリード・シャーク:サメの背びれのようなステッチが特徴的な限定モデル。
ボリードは、そのクラシカルなデザインと革新的な歴史背景、優れた機能性から、エルメスの中でも特に完成度の高いバッグとされています。
カジュアルからフォーマルまで幅広く対応でき、世代を超えて長く愛される理由が詰まった逸品です。
インザループ
インザループ(In The Loop)は、エルメスの中でも比較的新しいデザインのハンドバッグで、ピコタンを思わせるフォルムに現代的なアレンジを加えたモデル。
シンプルながら洗練された佇まいで、カジュアルとエレガンスの中間を狙ったような絶妙なバランスが魅力です。
バッグの形状は丸みのあるバケツ型で、口元に取り付けられたレザーのドローストリングが開閉のアクセントになっています。
このコード(ひも状のディテール)が“ループ”を連想させることから「インザループ」というネーミングがついています。
バッグの中央にはさりげなくHマークがデザインされており、主張しすぎず、それでいてエルメスらしい上質さが漂います。
使い勝手の面では、ワンハンドルでサッと持ち歩ける気軽さと、必要な物がしっかり入る収納力がポイント。
内部に仕切りやポケットはなく、ざっくりとした使い方ができるのも魅力のひとつです。
素材は主にトリヨンクレマンスやモーリスレザーなど柔らかくてしなやかなものが使われ、カラー展開も豊富。
サイズ感や質感によって、ラフなデニムスタイルにも、上品なワンピースにも合わせやすく、幅広いシーンで活躍します。
インザループは、さりげなく新しさを取り入れたい人や、クラシックなモデルではなく、少しモード感のあるバッグを求める人にぴったりの一品です。
ヴァンキャトル(ハンド&ショルダー両用)
ヴァンキャトル(24/24 Bag)は、エルメスが2018年に発表した比較的新しいモデルで、その名の通り「24時間いつでも使えるバッグ」というコンセプトのもとデザインされています。
フランス語で「ヴァンキャトル(vingt-quatre)」は数字の24を意味し、デイからナイトまで、オンからオフまでシームレスに対応できる万能なバッグとして注目を集めています。
このバッグの特徴は、クラシックなケリーの要素を残しつつ、より柔らかくリラックスした印象に仕上げられている点。
フラップ部分にはケリーのようなクロア(留め具)がありながらも、ボディはふっくらとした柔らかいレザーで構成されており、構造がしっかりしすぎていない分、自然体なエレガンスを醸し出しています。
ハンドルに加えてショルダーストラップも付属しているため、手持ち・肩がけ・クロスボディとスタイルを自由に変えられるのもポイント。
収納力もあり、ビジネスバッグとしても、週末のお出かけバッグとしても重宝します。
サイズは主に29、35などが展開されており、素材も上質なトリヨンクレマンスやスイフトレザーなどが使われています。
カラーによって雰囲気も大きく変わり、モノトーンでシックにまとめるもよし、アクセントカラーで遊ぶもよしと、コーディネートの幅が広がるバッグです。
クラシックすぎないのに品があり、実用性も高いため、エルメス初心者から上級者まで幅広く支持されています。
現代のライフスタイルに寄り添った、次世代の定番候補と言えるモデルです。
オータクロア
オータクロア(Haut à Courroies/オータ・ア・クルワ)は、エルメスの中で最も歴史の古いバッグのひとつで、1892年に誕生しました。
その名の通り「高い(Haut)ストラップ(Courroies)」を意味し、もともとは馬具を収納・運搬するための大型バッグとして作られたものです。
バーキンの原型となったデザインとしても知られており、エルメスのバッグのルーツを語る上で欠かせない存在です。
見た目はバーキンによく似ていますが、オータクロアの方が縦長で、よりクラシカルで構築的な印象を持っています。
ハンドルは手持ち用で、しっかりとしたフラップとクロアで閉じる構造、南京錠(カデナ)やクロシェット(鍵カバー)などのディテールもバーキンと共通しています。
ただし、全体的に縦に長く、シルエットはよりエレガントで威厳のある佇まいです。
サイズ展開は大きめが中心で、例えば40cmや50cmなど、出張や旅行にも使える収納力を備えています。
近年はユニセックスに使えるラグジュアリーなトラベルバッグとして、ファッション感度の高い男性ユーザーからも注目されています。
素材は丈夫で美しいトゴやヴォー・グレネ、あるいはエキゾチックレザーまで幅広く展開されており、色のバリエーションも多彩。
最近ではよりモダンにアレンジされたバージョンも登場し、クラシックとコンテンポラリーが融合したアイテムとして再評価されています。
オータクロアはその重厚感と存在感から、他のバッグとは一線を画す特別なモデル。
エルメスらしいクラフトマンシップと歴史が詰まった、真の“通”が選ぶバッグといえるでしょう。
カバック
カバック(Cabag)は、エルメスの中でも比較的カジュアルで実用性の高いトートバッグとして知られているモデル。
シンプルなデザインながら、上質な素材と丁寧な仕立てで、日常使いにちょうどいいバランスの取れたバッグとして人気があります。
最大の特徴は、その軽さと機能性。
キャンバス地をメインに使用し、ハンドルやパイピングにはレザーを組み合わせることで、耐久性と高級感を両立しています。
マチもしっかりあり、荷物の出し入れがしやすい広めの開口部を備えているため、通勤やちょっとした旅行、買い物バッグとしても活躍します。
デザインはミニマルでロゴの主張も少なく、一見してエルメスとわからない控えめな美しさが魅力。
そのため、ブランド感を前面に出したくない人や、気軽にエルメスのクオリティを楽しみたい人にぴったりです。
サイズはPM(小さめ)とGM(大きめ)などがあり、用途に応じて選べます。
カラー展開もベーシックなものからシーズン限定色まで幅広く、シンプルな服装に自然と馴染む万能さがあります。
カバックは、デイリーユースできるトートバッグを探している人や、エルメスの中でも肩肘張らずに使えるアイテムが欲しい人におすすめのモデル。
エルメスならではの上質さとラフさを兼ね備えた、まさに“上品な日常使い”にぴったりなバッグです。
カバナ
カバナ(Cabana)は、エルメスのバッグの中でもリゾート感やリラックスムードが漂う、カジュアルで軽やかなトートバッグ。
その名の通り、ビーチハウスや海辺の小屋を連想させるような雰囲気で、特に春夏シーズンに人気が高まるモデルです。
素材はキャンバスやコットン系の布地を使ったものが多く、そこにレザーのハンドルやディテールを組み合わせることで、ラフさの中にも高級感を持たせています。
エルメスならではの丁寧な縫製や素材選びが際立ち、カジュアルな外見に反してしっかりとした作りが魅力です。
開口部はオープンタイプで、必要なものをサッと出し入れできるのがポイント。
サイズも比較的大きめで、荷物をたっぷり入れられるため、ピクニックやちょっとした旅行、デイリーのサブバッグとしても活躍します。
デザインはシンプルながら遊び心のある配色やストライプ柄などが取り入れられており、エルメスらしいセンスが光ります。
ブランドロゴやHマークが控えめに配置されているため、派手すぎず、それでいてしっかりと“良いもの”感を演出してくれます。
カバナは、肩の力を抜いて楽しむ上質なカジュアルバッグとして、日常使いはもちろん、バカンスシーンにもぴったり。
エルメスの中でもリラックス感があり、気負わず持てるモデルを探している人におすすめです。
カバリコル
カバリコル(Cavalcolor)は、エルメスらしい遊び心とクラフツマンシップが詰まったカジュアル系のトートバッグで、その名は「騎馬(Caval)」と「カラー(Color)」を組み合わせた造語のような響きを持ちます。
名前の通り、馬と色彩にインスパイアされたデザインが特徴です。
カバリコルはキャンバス素材をベースに、カラフルで大胆なプリントや刺繍、モチーフが施されることが多く、見た目のインパクトがあります。
エルメスならではのエキスパートな馬具文化やスカーフデザインをバッグに落とし込んだような、アートピースのような仕上がりが魅力です。
形はシンプルなトートタイプで、開口部が広く、肩掛け可能なハンドル付き。
軽量で実用的な作りながら、デザイン性が高いため、持つだけでスタイリングにアクセントを加えることができます。
日常使いというよりは、ちょっとした外出やイベント、アートな雰囲気を楽しみたいときにぴったりの存在感。
数量限定やシーズン限定で登場することも多く、定番モデルというよりは“レアなコレクターズアイテム”としての要素が強いバッグ。
シルクスクリーンプリントや刺繍、パッチワークなど、職人技を活かした表現も多く、エルメスの遊び心ある一面を存分に楽しめるモデルといえます。
ファッション性の高いトートを探している人や、人とは違う“映える”エルメスを持ちたい人におすすめの、個性派バッグです。
カンヌ
カンヌ(Cannes)は、キャンバス地を使用したカジュアルなトートバッグで、無地やストライプ柄などのデザインが展開されていました。
バッグの下部が円柱状になっており、横から見るとしずく型のような丸みを帯びたシルエットが特徴。
奥行きが広く取られているため収納力が高く、付属のミニポーチで小物の整理も容易です。
サイズは以下の3種類があり、それぞれ用途に応じた使い分けが可能です。
- カンヌ PM:幅33cm×高さ23cm×奥行き21cm。コンパクトながらも奥行きがあり、長財布も収納可能で、デイリーユースに適しています。
- カンヌ MM:幅42cm×高さ28cm×奥行き26cm。A4サイズの書類やノートPCが収まり、通勤・通学にも対応できるサイズ感です。
- カンヌ GM:幅48cm×高さ34cm×奥行き28cm。旅行や出張、スポーツシーンでの使用に適した大容量モデルです。
カンヌは現在廃盤となっており、新品での入手は困難ですが、中古市場では引き続き人気があり、比較的手頃な価格で取引されています。
カジュアルで可愛らしいデザインと実用性を兼ね備えたカンヌは、日常使いから旅行まで幅広いシーンで活躍するバッグです。
ソーエルメス
ソーエルメス(Saut Hermès)は、メゾンが主催する馬術大会の名称を冠したショルダーバッグ。
このバッグは、乗馬の世界観をデザインに取り入れ、エルメスの伝統と革新が融合した逸品として知られています。
「ソーエルメス」は、シンプルで洗練されたフォルムが特徴のショルダーバッグ。
フラップ部分には、乗馬の障害物をモチーフにしたバーデザインが施されており、両端にはエルメスの象徴的な「クルー・ド・セル」(鞍用の鋲)があしらわれています。
このディテールが、バッグに独特のアクセントを加えています。
また、フロントポケットとインナーフラットポケットを備えており、実用性も高い設計となっています。
フラップは後ろ側に倒すことができ、シーンに応じて2WAYでの使用が可能。
さらに、ショルダーストラップは5段階に調節可能で、クロスボディとしても使用できます。
素材には、カーフのバレニア・フォーブルが使用されており、使い込むほどに色が濃くなり、風合いが増す特性があります。
カラーリングとしては、インディゴ・ブルーと鮮やかなオレンジ・ポピーのバイカラーが採用され、視覚的にも魅力的なデザインとなっています。
サイズは、横22cm×高さ19.5cm×奥行き6.5cmとコンパクトながら、必要なアイテムをしっかりと収納できる設計。
フロントポケットとインナーフラットポケットが配置されており、スマートフォンなどの小物も整理しやすくなっています。
「ソーエルメス」は、エルメスの馬術への情熱と卓越したクラフトマンシップが反映されたショルダーバッグ。
シンプルながらも細部にこだわったデザインと、使い込むほどに増す風合いが魅力で、日常使いから特別なシーンまで幅広く活躍する逸品です。
ツールボックス(ショルダー付きモデルもあり)
ツールボックス(Tool box)は、2010年に登場したバッグで、その名の通り「道具箱」を思わせるユニークなデザインが特徴。
四角いフォルムと広い開口部を持ち、収納力と使い勝手の良さから、多くのファンに支持されています。
ツールボックスは、丸みを帯びたスクエア型のフォルムが特徴的。
開口部はケリーバッグのような金具で留められており、フラップを開くとバッグ内部が大きく開き、荷物の出し入れが非常にスムーズ。
内側には3つのポケットが配置され、小物の整理にも便利です。
ツールボックスは主に2つのサイズが展開されています。
- ツールボックス 20:横20cm×高さ20cm×奥行き15cm。コンパクトで可愛らしいサイズ感で、ちょっとしたお出かけやファッションのアクセントとして最適です。
- ツールボックス 26:横26cm×高さ26cm×奥行き18cm。日常使いに適したサイズで、荷物をしっかり収納したい方におすすめです。
このバッグは、ハンドルを持って手提げとして使用するだけでなく、付属のショルダーストラップを使用して肩掛けや斜め掛けも可能。
これにより、シーンやスタイルに応じて持ち方を変えることができます。
ツールボックスには、ヴォースイフトやトリヨンクレマンスなどの上質なレザーが使用されており、柔らかな質感と耐久性を兼ね備えています。
カラーバリエーションも豊富で、エトゥープ、ブラック、ブルーアトールなど、多彩なカラーが展開されています。
ドラッグ
ドラッグ(Drag)は、1920年代に誕生した歴史あるバッグで、ドクターズバッグから着想を得たデザインが特徴。
そのクラシカルで端正なフォルムと実用性から、多くのファンに愛され続けています。
ドラッグは、長方形のボディにエルメスの象徴である「H」型の金具がフロントに配置され、2本のベルトがバッグ全体を包み込むようなデザインが特徴。
このデザインは、トランクケースを彷彿とさせ、クラシックで洗練された印象を与えます。
ハンドルは長めに設計されており、手持ちだけでなく肩掛けとしても使用可能です。
ドラッグは以下のサイズが展開されています。
- ドラッグ 27:横27cm×高さ18cm×奥行き10cm。コンパクトながら、長財布や500mlのペットボトルが収納可能です。
- ドラッグ 32:横32cm×高さ23cm×奥行き11cm。A4サイズの書類やタブレットが収納でき、ビジネスシーンにも適しています。
- ドラッグ 37:横37cm×高さ23cm×奥行き14cm。出張や旅行など、多くの荷物を持ち運ぶ際に便利な大容量モデルです。
ドラッグには、以下の素材が使用されています。
- ボックスカーフ:滑らかな質感と上品な光沢が特徴のカーフスキン。
- クロコダイル:高級感溢れるエキゾチックレザーで、特別な存在感を放ちます。
- トワルアッシュ:キャンバス地とレザーのコンビネーションで、カジュアルな印象を与えます。
カラーバリエーションも豊富で、ブラックやエトゥープなどの定番色から、ゴールド、イエロー、ピンク、グリーン系など、多彩なカラーが展開されています。
2020年春夏コレクションで、ドラッグを現代的に再解釈した「ニュードラッグ」(New Drag)が登場しました。
サイズは22cmで、取り外し可能な太めのショルダーストラップが付属し、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使用できます。
フロントにはレザーコーティングされたカデナが配置され、バッグを施錠することも可能。
マチが広く、必要最低限の荷物をしっかり収納できる設計となっています。
ピコタン
ピコタン(Picotin)は、エルメスの中でも特に人気が高く、カジュアルかつエレガントな魅力を兼ね備えたハンドバッグ。
その名はフランス語で「馬に与える飼料の量(ひとつかみ分)」を意味し、馬具由来の伝統を持つエルメスらしいネーミングになっています。
バッグのデザインは非常にシンプルで、バケツ型のフォルムが特徴。
柔らかいレザーで構成されており、くたっとした質感が手にしっくり馴染みます。
オープントップで中身をざっくり入れられるスタイルは、使い勝手も抜群。
装飾はほとんどなく、ミニマルながらも上質さが際立ちます。
ピコタンのもうひとつの魅力は、その愛らしいシルエットとサイズ感。
特にPM(18cm)やMM(22cm)は人気が高く、小ぶりながら必要なものはしっかり入るちょうどいい大きさです。
最近ではナノサイズ(Picotin Micro)なども登場し、トレンド感もアップしています。
素材は主にトリヨンクレマンスやエプソンが使われ、カラーバリエーションも非常に豊富。
ベーシックな黒やエトゥープから、明るいピンクやブルーなどのシーズンカラーまで、選ぶ楽しさもあります。
カジュアルに見えがちなピコタンですが、上質なレザーとさりげない高級感で、きれいめなコーディネートにも自然と馴染みます。
普段使いにぴったりで、エルメスのバッグの中では比較的手に取りやすく、初めてのエルメスにもおすすめされる定番モデルです。
軽やかで気負いなく使える、それでいてちゃんと“エルメスらしい”。
そんな絶妙なバランスが、ピコタンの最大の魅力です。
ピコタンロック
ピコタンロック(Picotin Lock)は、エルメスの人気バッグ「ピコタン」に南京錠(ロック)を加えたモデルで、より“エルメスらしい”ディテールを備えたバージョン。
元々のピコタンのカジュアルで愛らしいフォルムはそのままに、クロア(留め具)とカデナ(鍵付きの南京錠)が付くことで、少しだけクラシックで上品な印象が加わっています。
ピコタンロックの特徴的なポイントは、バッグの上部に通されたレザーストラップを中央で締めて、そこに南京錠をかけて閉じる仕様。
もちろん実用的に施錠するというよりは、デザイン上のアクセントとしての役割が大きく、シンプルなバッグにさりげないエルメスらしさを演出します。
素材は主にトリヨンクレマンスが多く、やわらかくてしなやか、それでいて耐久性もあるという優秀なレザーです。
手に持ったときの馴染みやすさ、くたっとしたシルエットがとても人気で、使えば使うほど味わいが出てくるのも魅力。
サイズ展開は主にナノ(Picotin Micro)、PM(18cm)、MM(22cm)、GM(26cm)があり、なかでもPMとMMが特に人気。
カラー展開も豊富で、定番色からシーズン限定のレアカラーまで揃っているため、ファッションに合わせてコレクションする人も多いモデルです。
ピコタンロックは、カジュアルさとラグジュアリー感を絶妙に融合させたバッグで、「エルメスをさらっと持ちたい」「日常に高級感をプラスしたい」という人にぴったり。
かわいらしい見た目とは裏腹に、中にはしっかりと“エルメスの真骨頂”が詰まっている、そんな魅力的なアイテムです。
プリプラ
プリプラ(Pliplat)は、2013年に登場した3WAY仕様のクラッチバッグで、ハンドバッグ、クラッチバッグ、ポーチとして多目的に使用できるデザインが特徴です。
プリプラは、奥行き約1cmのスリムなフォルムを持ちながら、収納力と機能性を兼ね備えています。
荷物が多い際には、バッグ上部に収納スペースを広げてハンドバッグとして使用でき、荷物が少ない場合は折りたたんでクラッチバッグとして持ち運ぶことが可能。
さらに、大きめのバッグの中でポーチとして活用することもできます。
プリプラのサイズは、幅33cm×高さ21cm×奥行き1cmと、A4サイズの書類やタブレットの収納にも対応しています。
主に以下の2種類のレザーが使用されています。
- ヴォー・スイフト:雄仔牛のレザーで、なめらかで高級感のある質感が特徴。軽量で型崩れしにくく、手になじみやすい素材です。
- エバーカラー:2013年に登場した雄仔牛のレザーで、適度な硬さとマットな質感が特徴。細かい革目により、汚れや傷が目立ちにくい素材です。
プリプラは、多彩なカラーバリエーションが展開されています。
特に人気のあるカラーは以下の通りです。
- マラカイト:2013年秋冬コレクションで登場したスモーキーグリーン。深みのある色合いで、カジュアルからコンサバティブなスタイルまで幅広くマッチします。
- オレンジポピー:2015年秋冬コレクションで登場した、鮮やかでありながら落ち着いたオレンジカラー。シンプルなコーディネートのアクセントとして最適です。
エルメスのプリプラは、シンプルでモダンなデザインと高い機能性を兼ね備えた3WAYバッグ。
使用シーンやスタイルに応じて、ハンドバッグ、クラッチバッグ、ポーチとして柔軟に使い分けることができ、エルメスならではの上質な素材と豊富なカラーバリエーションが魅力。
日常使いから特別な場面まで、多彩なシーンで活躍するアイテムと言えるでしょう。
プリュム
プリュム(Plume)は、1967年に登場したボストン型のバッグで、シンプルで洗練されたデザインと高い実用性を兼ね備えています。
「プリュム」はフランス語で「羽根」を意味し、その名の通り軽やかさが特徴です。
プリュムは、角を丸くした長方形のフォルムに、2本のハンドルを備えたミニマルなデザインが特徴。
上部からサイドの下部まで続くロングファスナーにより、開口部が大きく開き、荷物の出し入れが容易。
シンプルな外観ながら、エルメスならではの上質な素材と職人技が際立つ逸品です。
プリュムは、用途に応じて以下のサイズが展開されています。
- プリュム 20:幅20cm×高さ15cm×奥行き7cm。コンパクトなサイズで、ちょっとしたお出かけやパーティーシーンに適しています。
- プリュム 28:幅28cm×高さ20cm×奥行き10cm。B5サイズの書類やタブレットが収納可能で、日常使いに最適です。
- プリュム 32:幅32cm×高さ24cm×奥行き11cm。A4サイズの書類が収まり、ビジネスシーンでも活躍します。
- プリュム 45:幅45cm×高さ30cm×奥行き20cm。旅行や出張など、多くの荷物を持ち運ぶ際に便利な大容量モデルです。
プリュムは、上質なレザーやキャンバス地など、多彩な素材で展開されています。
特に、エルメスの代表的なキャンバス素材である「トワルアッシュ」を使用したモデルは、カジュアルながらも高級感があり、人気があります。
カラーバリエーションも豊富で、ブラックやゴールド、エトゥープなどの定番色から、季節限定の鮮やかなカラーまで、多岐にわたります。
プリュムには、以下のような特別なモデルも存在します。
- プリュム・ドッグ:外側にオープンポケットを備えたモデルで、ビジネスシーンでの使い勝手を向上させています。
- プリュム・エラン:横長のフォルムが特徴で、エレガントな印象を与えるデザインです。
エルメスのプリュムは、その軽やかさ、シンプルなデザイン、そして高い実用性から、多くの人々に愛され続けています。
サイズや素材、カラーバリエーションが豊富で、シーンやスタイルに合わせて選ぶことができる万能なバッグです。
ホワイトバス
ホワイトバス(Whitebus)は、シンプルで洗練されたデザインが特徴のトートバッグ。
ビジネスシーンや日常使いに適した実用性と上品さを兼ね備え、多くのファンに愛されています。
ホワイトバスは、台形に近いフォルムと広めのマチを持ち、書類やノートパソコンなどの収納に適しています。
外側には2つのポケットが配置され、新聞やすぐに取り出したい小物の収納に便利。
無駄を省いたシンプルなデザインながら、開口部の緩やかなカーブや美しいステッチが特徴的です。
ホワイトバスは、以下のサイズが展開されています。
- ホワイトバス TPM:幅21cm×高さ16.5cm×奥行き6.5cm。コンパクトなサイズで、長財布を縦向きに収納可能です。
- ホワイトバス PM:幅30cm×高さ21cm×奥行き11cm。日常使いに適したサイズで、ノートパソコンなどの収納も可能です。
- ホワイトバス GM:幅40cm×高さ30cm×奥行き13.5cm。A4サイズの書類やノートパソコンが楽に収納でき、ビジネスシーンに最適です。
- ホワイトバス アップ:幅29cm×高さ35cm×奥行き12cm。縦長のデザインで、A4サイズの書類を縦向きに収納可能です。
ホワイトバスには、以下の素材が使用されています。
- ボックスカーフ:滑らかな質感と光沢が特徴のレザー。
- フィヨルド:マットな質感と柔らかさが特徴のレザー。
- クシュベル:細かい型押しが施された耐久性の高いレザー。
- アルデンヌ:目が粗く硬めの手触りが特徴のレザー。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、オレンジ、ツートンカラーなど、多彩な選択肢があります。
素材によって内装のポケット仕様が異なります。
ボックスカーフ素材のモデルは、ファスナー付きポケットの向かい側に2つのポケットが配置されています。
一方、フィヨルド、クシュベル、アルデンヌなどの素材では、大きな1つのポケットになっている場合があります。
マーケット
マーケット(Market)は、巾着型のデザインが特徴的な2WAYバッグ。
シンプルで洗練されたフォルムと高い機能性を兼ね備え、日常使いから特別なシーンまで幅広く活躍します。
マーケットは、バッグ上部のストリング(紐)で開閉する巾着型のハンドバッグ。
開口部が広く、荷物の出し入れがしやすい設計となっています。
内ポケットや仕切りは付いていないため、バッグインバッグを活用すると整理整頓がしやすくなります。
付属のショルダーストラップは長さ調節が可能で、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使用できる2WAY仕様。
バッグの底部は楕円形で、荷物を入れても膨らみすぎず、身体にフィットしやすいデザインとなっています。
マーケットは主に2つのサイズが展開されています。
- マーケット PM:コンパクトなサイズで、ポシェット感覚で持ち歩けます。サイズは幅18cm×高さ22cm×奥行き9.5cm、ショルダーストラップの長さは約50~87cmに調整可能です。長財布やスマートフォンなどの必需品を収納するのに適しており、カフェやランチなどのちょっとしたお出かけに最適です。
- マーケット GM:PMよりも一回り大きいサイズで、オンオフ兼用で活躍します。サイズは幅27cm×高さ26cm×奥行き13.5cm、ショルダーストラップの長さは約49~88cmに調整可能です。手帳や大きめの化粧ポーチなども収納でき、通勤バッグとしても適しています。
マーケットには、以下のような素材とカラーの組み合わせが人気です。
- トリヨンクレマンス×ブラック:雄成牛のレザーであるトリヨンクレマンスは、少し大きめの革目と柔らかな質感が特徴です。ブラックカラーとの組み合わせは、飽きが来ず長く愛用できる定番のスタイルです。
- トワルアッシュ×ナチュラル:エルメスのカジュアル素材として人気の高いコットンキャンバス素材であるトワルアッシュとレザーのコンビネーションです。ナチュラルカラーは、どんなカジュアルスタイルにもマッチし、デイリーユースに適しています。
シンプルなデザインのマーケットは、エルメスのシルクスカーフ「ツイリー」や「カレ」を使ったアレンジもおすすめです。
ハンドル部分にツイリーを巻き付けると、華やかさがプラスされ、バッグの印象を変えることができます。
また、カレをバッグの内側に敷き、角をショルダーストラップの金具に結び付けることで、バッグインバッグのような使い方も楽しめます。
マサイ
マサイ(Massai)は、シンプルで洗練されたデザインと高い機能性を兼ね備えた2WAYバッグ。
ショルダーバッグとしてもハンドバッグとしても使用でき、日常使いからビジネスシーンまで幅広く活躍します。
マサイは、縦長のシルエットが特徴的なショルダーバッグ。
トップフロントが緩やかにカーブしており、上品で洗練された印象を与えます。
中央部分にはファスナーが配置され、荷物の出し入れが容易。
付け替え可能なロングストラップが付属しており、肩掛けや斜め掛けなど、シーンに応じた持ち方が可能です。
マサイには主に以下のサイズが存在します。
- マサイ PM:横34cm×高さ27cm(中央部)×奥行き6cm。日常使いに適したサイズで、必要な荷物をしっかり収納できます。
- マサイ カット:横32cm×高さ19cm×奥行き7cm。マサイのデザインを踏襲しつつ、縦のサイズが短くなったハンドバッグタイプです。荷物が少なめの方に適しています。
マサイには、以下の素材とカラーが人気です。
- エヴァーグレイン:仔牛の革を使用した、なめらかで柔らかな質感が特徴のレザーです。細かい型押しが施されており、傷が目立ちにくく、日常使いに適しています。
- エトゥープ:グレーとベージュを混ぜたような深みのあるカラーで、上品な印象を与えます。ホワイトのステッチが美しく、どんなスタイルにも合わせやすい色合いです。
- ブラック:エルメスの定番カラーで、シックで洗練された印象を与えます。どんなシーンやスタイルにもマッチし、長く愛用できるカラーです。
マサイはすでに廃盤となっており、新品での入手は困難。
しかし、そのデザイン性と機能性から中古市場では引き続き高い人気を誇っています。
エルメスのレディースショルダーバッグ(20種類)
リンディ
リンディ(Lindy)は、2007年にエルメスから登場した比較的新しいモデルながら、すでに定番の地位を確立している人気のショルダーバッグ。
最大の特徴は、ユニークなフォルムと、2WAY仕様による高い実用性。
ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使える柔軟さが、多くのファンを魅了しています。
リンディは、横長の本体に対してハンドルが斜めに取り付けられており、持ったときにバッグが自然に体に沿うようなデザインになっています。
その独特のシルエットは、動きが出やすく、エルメスの中でも少し遊び心を感じさせる存在。
ショルダーストラップも付いているため、カジュアルな日常使いからきれいめスタイルまで、シーンを問わず活躍します。
開口部はジップ仕様で、両側から開けられるダブルジップになっており、中央のフラップと留め具(クロア)で留めるデザイン。
内部は収納力が高く、サイドに広めのマチがあるため、見た目以上に荷物が入る構造になっています。
ポケットも内外に複数あり、実用性はかなり高め。
サイズ展開は、ミニ(Mini Lindy/19cm)、26、30、34などがあり、特にミニサイズは近年のトレンドとして非常に人気。
クロスボディで持てることから、若い世代を中心に注目されています。
素材はトリヨンクレマンスやスイフトなど柔らかくて軽量なレザーが主流で、カラーも豊富。
定番色からシーズン限定のレアカラーまで揃っていて、選ぶ楽しさも大きな魅力のひとつです。
リンディは、「きちんと感」と「こなれ感」を絶妙なバランスで両立させたバッグ。
機能性とデザイン性を兼ね備えたエルメスらしい傑作で、日常にも気軽に取り入れられる“リアルラグジュアリー”を体現したアイテムです。
コンスタンス
コンスタンス(Constance)は、エルメスの中でもバーキンやケリーに並ぶ“御三家”のひとつとして数えられる、非常にアイコニックなショルダーバッグ。
1969年に誕生し、当時のデザイナーが娘の名前を取って「コンスタンス」と名付けたというエピソードが残っています。
その洗練されたデザインと機能性から、今なお世界中の女性たちに愛され続けている名品です。
最大の特徴は、フラップの中央にあしらわれた大きな「H」金具。
このH型のバックルをスライドさせて開閉する仕様になっており、ブランドを象徴するディテールでありながら、デザインとしても一種のアクセサリーのように映えます。
シンプルでありながら強い存在感を放つ、完成度の高いミニマルデザインです。
フォルムはコンパクトな横長で、エッジの効いたスクエア型。
内部は2層に分かれた仕切り付き構造で、見た目以上に収納力があり、スマホ・財布・小物類などをスマートに持ち運ぶことができます。
ショルダーストラップは長さ調整が可能で、ワンショルダーでもクロスボディでも使える2WAY仕様です。
サイズ展開は主にミニ(18)、ミディアム(23)、エラン(細長いバージョン)などがあり、近年では「ミニコンスタンス(Mini Constance)」が特に人気。
小さくてもH金具のインパクトが映え、アクセサリー感覚で持つ人も増えています。
素材はボックスカーフ、エプソン、スイフト、クロコダイルなどバリエーションが非常に豊富で、カラー展開も季節ごとに変わるため、コレクターズアイテムとしても高く評価されています。
コンスタンスは、華やかさと実用性を兼ね備えた“完璧なデザイン”を体現するバッグ。
カジュアルにもフォーマルにもマッチし、1つ持っていればスタイルを格上げしてくれる、まさに時代を超えて愛されるエルメスのアイコンです。
アリーヌ
アリーヌ(Aline)は、エルメスのバッグコレクションの中でも非常にシンプルでカジュアル、そして軽快な印象を持つショルダーバッグ。
その起源はなんと1920年代とも言われており、エルメスの馬具製造のルーツを感じさせる、どこかワーク感のあるアイテムです。
最大の特徴は、そのドローストリング(巾着)型の構造。
バッグ上部にレザーやコットンコードが通されていて、それをキュッと絞ることで開閉するシンプルな仕組みです。
本体はキャンバス素材をベースにしたものが多く、とても軽くて扱いやすいのが魅力。
レザーパーツとの組み合わせによって、ラフなのにどこか洗練されたムードを漂わせています。
サイズはコンパクトなものから大きめのトートサイズまでバリエーションがあり、サブバッグとして使う人も多いです。
肩がけや斜めがけもできるストラップが付いていて、デイリーや旅行、リゾートシーンでも活躍します。
一部モデルでは、フロントに「Hermès Sellier Paris(エルメス・セリエ・パリ)」とプリントされたものがあり、さりげなくブランド感をアピールできます。
派手ではないけれど、“通”にはわかるエルメスらしさがあるところが人気のポイントです。
アリーヌは、いわゆるエルメスの「ラグジュアリー=きちんとしたバッグ」というイメージとは少し違い、肩肘張らずに使える“抜け感”のあるモデル。
シンプルで実用的、でもどこかスタイリッシュで、エルメスの奥深い魅力を感じさせてくれるバッグです。
アルザン
アルザン(Arzan)は、洗練されたカジュアル感とエルメスらしい職人技が融合した、ショルダータイプの上品なサドルバッグ。
名前の「アルザン」は、フランス語で「栗毛の馬(Alezan)」に由来し、エルメスのルーツである馬具文化との深いつながりを感じさせます。
バッグのデザインは、馬の鞍(くら)を思わせるような丸みのあるシルエットが特徴的。
前面にはベルト付きのフラップがあり、これがクラシカルで凛とした印象を与えつつ、デザインのアクセントにもなっています。
フラップの下には大きなポケットが隠れていて、機能面でも優秀です。
アルザンは、ショルダーバッグとして斜めがけもできるクロスボディ仕様で、ストラップは幅広めに設計されており、肩への負担が少なく安定感があります。
動きやすく、普段使いにもぴったりな一方、レザーの質感とフォルムの美しさでラグジュアリー感もきちんとキープされています。
素材は主にトリヨンクレマンスやエバーカラーなど、柔らかくて上質なレザーが使われており、見た目にも手触りにも高級感があります。
サイズはPM(小さめ)とMM(中サイズ)が主流で、カジュアルな装いにはもちろん、きれいめなスタイルにも違和感なく溶け込む万能な存在。
アルザンは、「気取らないけれど上質なバッグが欲しい」「斜めがけできるエルメスバッグを探している」という人にぴったりのモデル。
エルメスの伝統を感じながらも、現代的で動きやすいスタイルにフィットする、新世代の定番バッグとしておすすめです。
イニシャル
イニシャル(Initiale)は、2002年に限定発売されたショルダーバッグで、デザイナーのマルタン・マルジェラが手掛けた作品。
シンプルで洗練されたデザインと高い機能性を兼ね備え、ビジネスシーンや日常使いに適しています。
イニシャルは、幅32cm×高さ24cm×奥行き16cmのサイズで、A4サイズの書類やタブレットの収納が可能。
広いマチと大きな開口部により、荷物の出し入れが容易で、お弁当箱などのかさばるアイテムも収納できます。
特徴的なハンドルデザインも魅力の一つです。
ハンド用ハンドルとショルダーストラップが付属しており、ハンドルをショルダーストラップに引っかけることで、フラップをしっかりと固定します。
これにより、バッグの中身がこぼれたり、他人に覗かれる心配がありません。
イニシャルには主に以下の2種類のレザーが使用されています。
- トリヨンクレマンス:雄成牛の革で、大きな革目と柔らかい質感が特徴。使い込むほどに馴染み、耐久性と発色の良さも兼ね備えています。
- エバーカーフ:雄仔牛の革で、細かい革目とマットな質感が特徴。柔らかく手触りが良く、上品な光沢があります。
カラーは、シーンを選ばないブラックと、女性らしい印象のタバックキャメル(ベージュ系)の2色が展開されています。
ヴェスパ
ヴェスパ(Vespa)は、シンプルで洗練されたデザインと高い機能性を持つショルダーバッグ。
開閉部にエルメスの象徴的なシェーヌ・ダンクル(錨の鎖)モチーフの金具を採用し、ブランドの伝統と職人技が感じられる逸品です。
ヴェスパは、長方形のボディに丸みを帯びたフォルムが特徴で、シンプルながらもエレガントな印象を与えます。
開閉部にはシェーヌ・ダンクルの金具が使用され、バッグのアクセントとなっています。
長めのショルダーストラップにより、肩掛けや斜め掛けが可能で、日常使いから少しフォーマルな場面まで幅広く対応します。
ヴェスパは以下の3つのサイズが展開されています。
- ヴェスパ TPM:最もコンパクトなサイズで、スマートフォンや財布、ハンカチなどの必需品を収納するのに適しています。ショルダーストラップが長めで、斜め掛けとしても使用可能です。
- ヴェスパ PM:中間のサイズで、日常使いに適した大きさです。長財布やスマートフォン、ハンカチ、小さめのポーチなどを収納できます。ショルダーストラップが長めで、斜め掛けとしても使用可能です。
- ヴェスパ GM:最も大きなサイズで、A4サイズの書類やタブレットなども収納可能です。ビジネスシーンや荷物が多い日の外出に適しています。ショルダーストラップが長めで、斜め掛けとしても使用可能です。
ヴェスパには、エルメスが誇る上質なレザーが使用されており、耐久性と美しい質感を兼ね備えています。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、エトゥープ、ゴールドなどの定番色から、季節限定の鮮やかなカラーまで、多彩な選択肢が用意されています。
ヴェルー
ヴェルー(Verrou)は、1930年代に初めて登場したバッグで、馬房の閂(かんぬき)から着想を得た独特のクラスプ(留め具)を特徴としています。
このデザインは、エルメスの金銀細工師が日常的な要素を美しく変容させるという理念を体現しています。
ヴェルーの最大の特徴は、25個の部品から構成される真鍮製のクラスプ。
この複雑な構造にもかかわらず、スライドさせるだけで簡単に開閉でき、収納物の安全性を確保すると同時に、視覚的なアクセントにもなっています。
ヴェルーは、用途や好みに応じて以下のサイズが展開されています。
- ヴェルー ミニ:コンパクトなサイズで、必要最小限の持ち物を収納するのに適しています。
- ヴェルー 21:日常使いに適した中間サイズで、実用性とスタイルを兼ね備えています。
- ヴェルー チェーン ミニ:チェーンストラップが付属し、エレガントな印象を与える小型モデルです。
- クラッチバッグ ヴェルー:ハンドバッグとしても使用可能なクラッチタイプで、フォーマルな場面に適しています。
ヴェルーは、エルメスが誇る高品質なレザーやキャンバス素材で製作されており、耐久性と美しい質感を兼ね備えています。
カラーバリエーションも豊富で、クラシックなブラックやエトゥープから、季節限定の鮮やかなカラーまで、多彩な選択肢が用意されています。
1930年代に誕生したヴェルーは、一時期生産が途絶えていましたが、2016年春夏コレクションで再登場しました。
この復刻版は、オリジナルのデザインを踏襲しつつ、現代的な要素を取り入れ、多くのファッション愛好家から注目を集めました。
エブリン
エブリン(Evelyne)は、1978年に登場したショルダーバッグで、中央にエルメスの頭文字「H」をパンチングしたデザインが特徴的。
もともとは乗馬用具を持ち運ぶために考案され、機能性とデザイン性を兼ね備えています。
エブリンは、シンプルなフォルムに「H」のパンチングが施されたデザインが特徴。
このパンチングは、もともと馬具を乾かすための通気孔としてデザインされました。
ショルダーストラップが付属し、肩掛けや斜め掛けが可能で、日常使いに適しています。
エブリンは主に以下のサイズが展開されています。
- エブリン TPM(エブリン16):コンパクトなサイズで、必要最低限の荷物を持ち運ぶのに適しています。
- エブリン PM:日常使いに適した中間サイズで、A5サイズの書類やタブレットが収納可能です。
- エブリン GM:最も大きなサイズで、A4サイズの書類やノートパソコンの収納が可能で、ビジネスシーンにも適しています。
エブリンは、製造年によって以下の3つのモデルに分類されます。
- エブリン Ⅰ(アン):初期モデルで、内ポケットが付いているのが特徴です。
- エブリン Ⅱ(ドゥー):2005年前後から製造され、内ポケットが廃止され、背面にポケットが追加されました。
- エブリン Ⅲ(トロワ):2007年前後から製造され、ショルダーストラップに長さ調節可能な金具が追加されました。
エブリンには、以下の素材が使用されています。
- トリヨンクレマンス:雄牛の革を使用した柔らかく耐久性のある素材で、エブリンの定番素材です。
- エプソン:型押し加工が施された硬めの素材で、型崩れしにくい特徴があります。
カラーバリエーションも豊富で、エトゥープ、オレンジ、ノワール(ブラック)など、多彩なカラーが展開されています。
エブリンの価格はサイズや素材、モデルによって異なります。
中古市場でも人気が高く、特にTPMやPMサイズは定価を超える価格で取引されることもあります。
オニメトゥ
オニメトゥ(Onimetou)は、シンプルで洗練されたデザインが魅力のミニショルダーバッグ。
コンパクトなサイズ感と機能性を兼ね備え、日常のちょっとしたお出かけやカジュアルなシーンで活躍します。
オニメトゥは、無駄のないミニマルなデザインが特徴。
金具を一切使用せず、全体がレザーで構成されているため、軽量で持ち運びやすい仕様となっています。
ショルダーストラップは斜め掛けが可能で、両手が自由になるため、アクティブなシーンでも便利です。
オニメトゥのサイズは、幅16cm×高さ19cmとコンパクトで、スマートフォンや鍵、財布などの必要最低限のアイテムを収納するのに適しています。
このサイズ感は、ちょっとしたお買い物や散歩など、日常のさまざまなシーンで重宝します。
オニメトゥには、以下のような素材とカラーが存在します。
- ボックスカーフ:滑らかな質感と光沢が特徴の高級レザーで、クラシックなブラックやエルメスならではの鮮やかなオレンジなど、多彩なカラーが展開されています。
- スエード:柔らかな手触りと温かみのある素材で、カジュアルな印象を与えます。
- クロコダイル:高級感あふれるエキゾチックレザーで、特別なシーンにふさわしい存在感を放ちます。
また、ニューヨークのマディソン・アヴェニュー店限定で、コットン素材を使用したカラフルなデザインも存在します。
オニメトゥは、製造時期や仕様の違いにより、以下の2つのモデルが存在します。
- 初期モデル(オニメトゥ):ボックスカーフ、スエード、クロコダイルなど多彩な素材で展開され、ポケットがないシンプルなデザインが特徴です。
- 後期モデル(オニメトゥ2):ヴォー・スイフト素材を使用し、前面にポケットが追加されたデザインとなっています。
オニメトゥはすでに廃盤となっており、新品での入手は困難ですが、中古市場では引き続き高い人気を誇っています。
カバセリエ
カバセリエ(Cabasellier)は、上質な一枚革で仕立てられたトートバッグで、素材の美しさと軽やかさを兼ね備えています。
シンプルなデザインながら、エルメスならではの職人技が随所に感じられる逸品です。
カバセリエは、馬具職人の技術へのオマージュとして誕生したトートバッグで、ハンドル部分から外側のポケットまで途切れることなく施されたコントラストステッチが特徴。
ポケットの下隅2箇所には小さな「H」文字がアクセントとしてあしらわれています。
この連続するステッチにより、鐙(あぶみ)の形が表現されています。
カバセリエは主に2つのサイズが展開されています。
- カバセリエ 31:幅31cm x 高さ25cm x 奥行き10cmのサイズで、タブレットや日常の必需品を収納するのに適しています。長めのハンドルにより、肩掛けがしやすく、通勤や日常使いに便利です。
- カバセリエ 46:幅46cm x 高さ37cm x 奥行き14cmの大容量サイズで、A4サイズのファイルやノートパソコンも楽々収納可能です。ビジネスシーンや旅行など、多くの荷物を持ち運ぶ際に適しています。
カバセリエには、しなやかで耐久性に優れたトリヨンクレマンスレザーが使用されています。
この素材は傷や汚れが目立ちにくく、使い込むほどに風合いが増す特性があります。
カラーバリエーションも豊富で、クラシックなブラックやエトゥープ、鮮やかなブルーやレッドなど、多彩な選択肢が用意されています。
カバセリエは、一枚革で仕立てられているため、驚くほど軽量で持ち運びやすいのが特徴。
外側には大きめのポケットが配置されており、携帯電話やカードケースなど、頻繁に出し入れするアイテムの収納に便利。
シンプルなデザインながら、エルメスの職人技が随所に感じられる、機能性と美しさを兼ね備えたトートバッグです。
キャバリエ
キャバリエ(Cavalier)は、シンプルなワンショルダースタイルと、アクティブに使える高い実用性を備えたカジュアルなバッグ。
トワルアッシュと呼ばれる厚手のコットンキャンバス素材をベースに、馬用ブランケット「ロカバール」由来のストライプ配色が施されており、ネイビー・レッド・イエローのカラーがアクセントになっています。
ハンドルからバッグ本体にかけて滑らかにつながるラインは、エルメスが誇る馬具文化へのオマージュでもあります。
サイズはおよそ横29cm×高さ48cm×奥行き19.5cmで、A4サイズの書類や2Lのペットボトルなどもゆったりと収納できます。
それでいて重さは約500gと非常に軽量で、長時間持ち歩いても負担になりにくいのが魅力。
ショルダーストラップは長めに設計されており、肩掛けとしても斜め掛けとしても使える2WAY仕様となっています。
両手が自由になるため、自転車移動や旅行時などにも便利です。
開閉部はダブルファスナーで、上部からサイドにかけて大きく開きます。
これにより、バッグ内部の物をスムーズに出し入れすることができます。
内装はシンプルで仕切りがなく、大きめのアイテムをざっくり入れることができる構造。
また、外側には「HERMÈS SELLIER PARIS」のロゴプリントがさりげなく施されており、控えめながらエルメスらしい存在感を演出しています。
素材は、耐久性に優れたトワルアッシュ(キャンバス)とレザーの組み合わせです。
カラー展開はナチュラルベースにロカバールラインを合わせたモデルのほか、エルメスらしいオレンジカラーなども展開されていました。
グッドニュース
グッドニュース(Good News)は、カジュアルさとエレガンスを兼ね備えたショルダーバッグで、日常使いからビジネスシーンまで幅広く活躍します。
このバッグの最大の特徴は、前面に施されたエルメスの頭文字「H」をかたどったステッチ。
このステッチ部分はオープンポケットとして機能し、デザイン性と実用性を両立しています。
開口部はファスナー仕様で、内部にはオープンポケットが備わり、小物の整理がしやすい設計。
ショルダーストラップはコットン素材を使用し、スライド式の金具で長さ調節が可能なため、肩掛けや斜め掛けなど、好みに合わせた持ち方ができます。
グッドニュースは以下の2サイズで展開されています。
- グッドニュース PM: 横27cm×高さ25cm×奥行き11cm。日常使いに適したサイズで、長財布やスマートフォン、化粧ポーチなどが収納可能です。
- グッドニュース GM:横31cm×高さ31.5cm×奥行き12cm。A4サイズの書類やタブレットも収納でき、通勤やビジネスシーンにも対応します。
主に以下の2種類のレザーが使用されています。
- トゴ:1997年に登場した雄仔牛のレザーで、適度な張りとはっきりとした革目が特徴。耐久性に優れ、扱いやすい素材です。
- トリヨンクレマンス:雄成牛のレザーで、くったりとしたソフトな質感と大きめの革目が特徴。手に馴染む風合いが魅力です。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、ホワイト、カノピ(深緑)、ルビー(赤紫)、ゴールド(キャメル系)、ブルージーン(明るい青)、エトゥープ(グレージュ)など、多彩なカラーが展開されています。
エルメスのグッドニュースは、エレガントなデザインと高い実用性を兼ね備えたショルダーバッグ。
サイズや素材、カラーバリエーションが豊富で、さまざまなシーンやスタイルに対応します。
現在は廃盤となっていますが、その魅力は色褪せず、多くのファンに愛され続けています。
クリスティーヌ
クリスティーヌ(Christine)は、洗練されたデザインと高い実用性を兼ね備えたショルダーバッグ。
大きな三角形のフラップと、バッグを留める際に使用される大きなセリエボタンが特徴的で、クラシカルでありながらもモダンな印象を与えます。
このデザインは、エルメスの職人技と美意識が随所に感じられる逸品です。
クリスティーヌは、丸みを帯びたフォルムと大きなフラップが特徴で、エルメスのアイコンであるセリエボタンがアクセントとなっています。
ショルダーストラップは約90cmの長さがあり、肩掛けや斜め掛けが可能で、日常使いに適しています。
バッグ内部にはオープンポケットが備わっており、小物の整理がしやすい設計となっています。
クリスティーヌのサイズは、幅30cm~35cm、高さ28cm、奥行8cmと、コンパクトながらも十分な収納力を備えています。
長財布や化粧ポーチ、スマートフォンなど、日常の必需品をしっかりと収納できるため、使い勝手の良いバッグとして高い評価を受けています。
クリスティーヌには、エルメスが誇る高品質なレザーが使用されています。
主な素材としては、
- フィヨルド:雌の仔牛の革を使用し、自然な型押し加工が施された耐久性と耐水性に優れた素材です。
- トリヨンクレマンス:雄牛の革で、柔らかな質感と大きめの革目が特徴。発色が良く、高級感があります。
- トゴ:雄仔牛の革を使用し、細かな革目と型崩れしにくい特性を持つ、エルメスの定番素材です。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、ホワイト、ブルージーン、ルージュヴィフ、ジョーヌなど、多彩なカラーが展開されています。
コロラド
コロラド(Colorado)は、シンプルで洗練されたデザインと高い機能性を兼ね備えたショルダーバッグ。
日常使いからビジネスシーンまで幅広く対応できるため、多くの世代に支持されています。
コロラドは以下の3つのサイズが展開されています。
- コロラド PM:幅23cm×高さ14cm×奥行き6cm。コンパクトなサイズで、長財布やスマートフォンなどの必需品を収納可能。ショルダーバッグとしてはもちろん、クラッチバッグやボディバッグとしても活用できます。
- コロラド MM:幅30cm×高さ17cm×奥行き7cm。デイリーユースに適したサイズで、小さめの化粧ポーチやシステムノートも収納可能。通勤や日常のお出かけに最適です。
- コロラド GM:幅37cm×高さ24cm×奥行き10cm。A4ファイルやタブレットなども収納できる大容量サイズ。ビジネスシーンや旅行時にも活躍します。
コロラドには主に以下の素材が使用されています。
- トワルアッシュ(コットンキャンバス):丈夫で扱いやすく、カジュアルな印象を与える素材。
- ヴァッシュ・リエージェ:2004年に登場した雌仔牛のレザーで、ほどよい光沢感となめらかさが特徴。プレス加工と型押し加工が施され、しっかりとした張り感があります。
カラーバリエーションも豊富で、以下の組み合わせが人気です。
- ゴールド×ナチュラル:キャメルブラウンのレザーとナチュラルカラーのトワルアッシュの組み合わせで、デイリーユースに最適。
- ブラック:シンプルでスタイリッシュな印象を与える定番カラー。
- ブラウン:レザーとトワルアッシュをブラウンで統一し、シックで落ち着いた雰囲気を演出。
コロラドの特徴的なデザインとして、緩やかなカーブを描くフォルムと、エルメスの象徴であるセリエボタンが挙げられます。
ダブルフラップ構造で、フロントフラップを開けるとメイン収納部にアクセスできます。
ショルダーストラップは2段階で長さ調節が可能で、取り外しもできるため、ショートショルダー、ロングショルダー、斜め掛け、さらにはクラッチバッグとしても使用可能です。
ジプシエール
ジプシエール(Jypsière)は、2008年に登場したショルダーバッグで、伝統的なデザインと現代的な機能性を融合させた逸品。
狩猟用バッグにエルメスの代表作「バーキン」の要素を取り入れ、旅や日常使いに適したデザインが特徴です。
ジプシエールは、バーキンのフラップデザインを踏襲しつつ、ショルダーバッグとしての機能性を高めています。
調節可能なショルダーストラップにより、肩掛けや斜め掛けが可能で、両手を自由に使える利便性を提供します。
内部には複数のポケットが配置され、小物の整理がしやすい設計となっています。
ジプシエールは、以下のサイズが展開されています。
- ジプシエール 28:日常使いに適したコンパクトなサイズで、必要最低限の荷物を収納できます。
- ジプシエール 34:A4サイズの書類やタブレットも収納可能で、ビジネスシーンにも対応します。
- ジプシエール 37:旅行や荷物が多い日の使用に適した大容量サイズです。
ジプシエールには、エルメスが誇る高品質なレザーが使用されています。
主な素材としては、トリヨンクレマンスやヴォースイフトなど、しなやかで耐久性に優れたレザーが採用されています。
カラーバリエーションも豊富で、クラシックなブラックやエトゥープから、鮮やかなブルーやレッドまで、多彩な選択肢が用意されています。
ジプシエールは、広めのマチと複数のポケットにより、収納力と整理整頓のしやすさを兼ね備えています。
ショルダーストラップは長さ調節が可能で、持ち運びの際の快適さを提供します。
一方で、フラップの開閉には慣れが必要と感じるユーザーもいるため、使用感には個人差があります。
トリム
トリム(Trim)は、1958年に初めて登場したセミショルダーバッグで、馬の飼葉桶(かいばおけ)から着想を得たデザインが特徴。
シンプルでありながらエレガントなフォルムと高い実用性を兼ね備え、長年にわたり多くのファンに愛されてきました。
トリムは、バッグ中央に配置されたフック型の金具が特徴的で、シンプルながらもエルメスらしい上品さを演出しています。
ショルダーストラップは肩掛けや斜め掛けが可能で、日常使いからビジネスシーンまで幅広く対応します。
また、開口部が広く設計されており、荷物の出し入れがしやすい点も魅力です。
トリムは以下のサイズが展開されています。
- トリム 24(トリム・デュオ):幅24cm×高さ17cm×奥行き1cm。マチがなくコンパクトなサイズで、フォーマルな場面やちょっとしたお出かけに適しています。
- トリム 31:幅31cm×高さ22cm×奥行き8cm。見た目以上の収納力を持ち、通勤や日常使いに最適なサイズです。ショルダーストラップは2段階で調節可能です。
- トリム 35:幅35cm×高さ26cm×奥行き8cm。A4サイズの書類やタブレットも収納可能で、ビジネスシーンや荷物が多い日にも対応します。
トリムには多彩な素材が使用されており、代表的なものとして以下が挙げられます。
- トリヨンクレマンス:雄牛の革を使用し、柔らかさと繊細なシボが特徴。傷が付きにくく耐久性に優れています。
- トゴ:雄仔牛の革で、適度な柔らかさと発色の良さが魅力。型崩れしにくい特性を持ちます。
- ヴィブラート:山羊の革を重ね合わせた独特の素材で、断面の質感が特徴的。希少性が高く、個性的なデザインを求める方に人気です。
- トワルアッシュ:丈夫で軽量なキャンバス素材。カジュアルな印象を与え、日常使いに適しています。
- ヴォーグレネリセ:プレス・ガラス加工を施した雄仔牛のレザーで、マットな質感と細かな型押しが特徴。現在は廃盤となっており、希少性が高いです。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、ブラウン、グレー、ブルーペール、ルージュアッシュ、ヴェールクリケットなど、多彩なカラーが展開されています。
トリムは、ショルダーストラップにより肩掛けや斜め掛けが可能で、両手が自由になるため、アクティブなシーンでも活躍します。
開口部が広く、荷物の出し入れがしやすい設計。
サイズによってはA4サイズの書類やタブレットも収納可能で、ビジネスシーンにも対応します。
ドレミ
ドレミ(Doremi)の最大の特徴は、その筒状のドラム型フォルム。
両サイドのループに通されたストラップは長さ調節が可能で、ショルダーバッグとしてもハンドバッグとしても使用できます。
開口部は広く設計されており、ファスナーを開けると片側が大きく開くため、荷物の出し入れがスムーズに行えます。
ドレミは2つのサイズで展開されています。
- ドレミ 24:幅24cm×高さ8cm×奥行き11cm、ショルダーストラップは約43~65cm。コンパクトなサイズで、長財布やスマートフォン、小さなメイクポーチなどが収納可能です。ランチやちょっとしたお出かけ、パーティーシーンにも適しています。
- ドレミ 33:幅33.5cm×高さ14cm××奥行き17cm、ショルダーストラップは約53~81cm。500mlのペットボトルを横向きに収納できるほどの容量があり、通勤やショッピングなどの日常使いに最適です。
ドレミには多彩な素材とカラーが採用されています。
主な組み合わせとして、
- トリヨンクレマンス×エトゥープ:柔らかく耐久性に優れたトリヨンクレマンスレザーに、上品なエトゥープカラーの組み合わせ。
- トゴ×ブラウン:丈夫で扱いやすいトゴレザーに、落ち着いたブラウンカラー。デイリーユースに適しています。
- エバーカーフ×オレンジ:鮮やかなオレンジカラーが特徴のエバーカーフレザー。エルメスを象徴するカラーで、コーディネートのアクセントになります。
- トワルアッシュ×レザー:丈夫なキャンバス素材のトワルアッシュとレザーのコンビネーション。カジュアルな印象で、日常使いに適しています。
このように、エルメスのドレミは、個性的なドラム型フォルムと高い実用性を兼ね備えた2WAYバッグ。
サイズや素材、カラーのバリエーションが豊富で、さまざまなシーンやスタイルに対応します。
現在は入手が難しい状況ですが、その独特なデザインと機能性から、多くのファンに愛され続けています。
ファーミング
ファーミング(Farming)は、ミルクポットをモチーフにしたユニークなデザインと高い実用性を兼ね備えたハンドバッグ。
個性的なフォルムと機能性から、多くのファンに愛されています。
まず、デザインがミルクポットを思わせる円筒形のフォルムが特徴的。
バッグ上部にはフラップがあり、両サイドのループに通されたストラップで開閉します。
このストラップは二段階で調節可能で、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使用できる2WAY仕様となっています。
開口部が広く、荷物の出し入れがしやすい設計も魅力の一つです。
ファーミングは以下の2サイズが展開されています。
- ファーミング PM:幅17cm×高さ18cm×奥行き17cm。コンパクトなサイズで、二つ折り財布やスマートフォン、小さめの化粧ポーチなどが収納可能です。ランチやちょっとしたお出かけに適しています。
- ファーミング GM:幅22.5cm×高さ26cm×奥行き22.5cm。長財布や大きめの化粧ポーチ、システムノートなどが収納でき、通勤やショッピングなどの日常使いに最適です。
ファーミングには主に以下の素材が使用されています。
- クシュベル(Couchevel):雄仔牛のレザーに深めの型押しと光沢感を増すガラス加工を施した素材。丈夫で軽量なのが特徴で、現在は廃盤となり希少価値が高まっています。
- ヴォー・エプソン(Veau Epsom):クシュベルの後継素材で、細かい型押しと高い耐久性・防水性が特徴です。
カラーバリエーションも豊富で、以下の組み合わせが人気です。
- ホワイト×ゴールド:さわやかなホワイトにゴールドのストラップとフラップが組み合わされたバイカラーデザイン。デニムスタイルやマリンスタイルなど、カジュアルな装いにマッチします。
- ゴールド:エルメスを象徴するキャメルカラー。ラフなスタイルからエレガントなセットアップまで、幅広いコーディネートに対応します。
- ブラック:定番のブラックカラーは、スタイリッシュなスーツスタイルやフェミニンなワンピーススタイルを引き締める効果があります。
ファーミングは、開口部が広く設計されているため、荷物の出し入れがスムーズに行えます。
また、ストラップの長さ調節が可能で、シーンやスタイルに応じてハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使用できます。
PMサイズはコンパクトでファッションアイテムとしてのアクセントに、GMサイズは実用的な収納力でオン・オフ問わず活躍します。
ブエナベンチュラ
ブエナベンチュラ(Buenaventura)は、細糸で織り上げたキャンバス地「トワルオフィシエ」に、使い込むほどに味が出るバレニアレザーのパイピングを施したデザインが特徴。
フラップを固定するレザーベルトがアクセントとなり、カジュアルでありながら上品な雰囲気を醸し出しています。
カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、ダークブラウン、ネイビーなどがあり、白のステッチが良いアクセントになっています。
ブエナベンチュラは、以下のサイズ展開があります。
- ブエナベンチュラ ミニ:幅24cm×高さ21cm×奥行き5cm。コンパクトなサイズで、ちょっとしたお出かけやパーティーシーンに適しています。内部にはファスナーポケットとオープンポケットが各1つ備わっています。
- ブエナベンチュラ PM:幅34cm×高さ28cm×奥行き7.5cm。日常使いや通勤に適したサイズで、内部にはファスナーポケット1つ、オープンポケット2つ、ペン差しが備わっています。
- ブエナベンチュラ MM:幅39cm×高さ28cm×奥行き7cm。書類収納に適したサイズで、内部にはファスナーポケット1つ、オープンポケット2つ、ペン差しが備わっています。
ブエナベンチュラは、トワルオフィシエとバレニアレザーの組み合わせが特徴。
カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、ダークブラウン、ネイビーなどがあり、白のステッチがアクセントになっています。
そして、内部に複数のポケットやペン差しが備わっており、収納力と整理整頓のしやすさが魅力。
ショルダーストラップは長さ調節が可能で、肩掛けや斜め掛けができ、両手が自由になるため、アクティブなシーンでも活躍します。
ロウリス
ルリ(Roulis)は、2011年に登場したショルダーバッグで、レトロな雰囲気と未来的な美しさを兼ね備えています。
洗練されたラインと無駄を削ぎ落としたシルエットが特徴で、機能性にも優れ、持つ人の動きに自然に寄り添うデザインが魅力です。
ルリの最大の特徴は、エルメスのアイコンである「シェーヌ・ダンクル」を彷彿とさせるジュエリークラスプ。
この金具は、バッグのフラップをすっぽりと収納できるデザインとなっており、開閉が容易で実用的。
また、ショルダーストラップはスライド式のアクセサリーを備えており、快適に持ち運べる長さに調節可能です。
ルリは主に以下のサイズで展開されています。
- ロウリス ミニ:コンパクトなサイズで、斜め掛けや肩掛けが可能な2WAY仕様です。
- ロウリス 23:日常使いに適したサイズで、必要な持ち物をしっかり収納できます。
- ロウリス 35:より多くの荷物を持ち運ぶ際に適した大きめのサイズです。
ルリには、高級感あふれる素材が使用されています。
特に、2012年に登場した「エバーカラー」レザーが多く採用されており、硬めの手触りとマットな質感が特徴。
カラーバリエーションも豊富で、定番のブラックやエトゥープ、鮮やかなローズメキシコなど、多彩なカラーが展開されています。
ルリは、内部に仕切りやポケットが備わっており、小物の整理がしやすい設計。
背面にもポケットがあり、カードや小さなアイテムを収納するのに便利。
ショルダーストラップは長さ調節が可能で、肩掛けや斜め掛けができ、シーンやスタイルに応じて使い分けることができます。
エルメスのレディーストートバッグ(12種類)
アメダバ
アメダバ(Amedaba)は、シンプルでナチュラルなデザインが特徴のトートバッグ。
軽量で実用的なため、日常使いに適しており、性別を問わず多くの人々に愛用されています。
また、エルメスのバッグの中では比較的手頃な価格帯で提供されていたことも、その人気の一因です。
アメダバは、縦長のフォルムにカーフレザーのハンドルをシルバースタッズで固定した、究極のシンプルデザインが魅力。
装飾を抑えたミニマルなデザインながら、素材の質感やカラーリングによって、独特の存在感を放ちます。
主な素材としては、コットンやポリエステルが使用されており、ウール素材のバリエーションも存在します。
カラーはオフホワイト、ベージュ、ネイビーなどのナチュラルな色合いが中心で、イエローやレッド、ブルーといった鮮やかなカラーも展開されています。
アメダバは主に以下のサイズが展開されています。
- アメダバ PM:幅25cm×高さ26cm×奥行き7cm。コンパクトながらも、スマートフォンや長財布、メイクポーチ、500mlのペットボトルなどが収納可能で、普段使いに適しています。
- アメダバ GM:幅37cm×高さ39cm×奥行き6cm。A4サイズの書類やノートパソコンなども収納でき、ビジネスシーンや通学にも対応します。
さらに、ロングショルダータイプの「カバ・ドゥ・ポッシュ」も展開されており、サイズは幅35cm×高さ28cm×奥行き11cmで、2つのバッグが連なったようなユニークなデザインが特徴です。
アメダバの主な素材には、コットン、ポリエステル、ウールなどが使用されています。
ポリエステル素材は軽量で耐久性に優れ、日常使いに適しています。
ウール素材は暖かみがあり、秋冬の季節にぴったりです。
また、ポリエステルとレザーを組み合わせたメッシュタイプや、ウール素材のバリエーションも存在します。
カラーバリエーションも豊富で、オフホワイト(クレ)、ブラウン、ネイビーなどの落ち着いた色合いから、レッドやイエロー、ブルーなどの鮮やかなカラーまで、多彩な選択肢が用意されています。
アメダバは、軽量で持ち運びやすく、収納力も高いため、ショッピングやビジネスシーンなど、さまざまな場面で活躍します。
シンプルなデザインながらも、素材の質感やカラーリングによって、コーディネートのアクセントとしても機能します。
また、エルメスのバッグとしては比較的手頃な価格帯で提供されていたため、初めてのエルメスバッグとしても選ばれることが多いモデルです。
ヴァルパライソ
ヴァルパライソ(Valparaiso)は、2006年に登場したカジュアルラインのトートバッグ。
コットンキャンバス素材を使用し、軽量で実用的なデザインが特徴で、日常使いや旅行など幅広いシーンで活躍します。
ヴァルパライソは、キャンバス地(トワルシェブロン)にレザーのフラップが付いており、フラップを開けた部分のハンドルにはエルメスの象徴である「H」の刺繍が施されています。
内側には取り外し可能なポーチが付属し、収納力と整理整頓のしやすさを兼ね備えています。
サイドのスナップボタンでマチの調整も可能です。
主な素材はコットンキャンバスで、軽量かつ耐久性に優れています。
カラーバリエーションは、オフホワイト、ベージュ、ネイビーなどのナチュラルな色合いから、イエローやレッド、ブルーといった鮮やかなカラーまで多彩に展開されています。
ヴァルパライソは、以下のサイズが展開されています。
- ヴァルパライソ PM:幅30cm×高さ22cm×奥行き14cm。コンパクトで日常使いに適しています。
- ヴァルパライソ MM:幅41cm×高さ29cm×奥行き18cm。A4サイズの書類が収納可能で、通勤や通学に便利です。
- ヴァルパライソ GM:幅50cm×高さ38cm×奥行き24cm。旅行や出張など、多くの荷物を持ち運ぶ際に適しています。
- ヴァルパライソ MM:幅42cm×高さ20cm×奥行き8cm。スリムでスタイリッシュなデザインが特徴です。
ヴァルパライソは、軽量で持ち運びやすく、収納力も高いため、ショッピングやビジネスシーンなど、さまざまな場面で活躍します。
シンプルなデザインながらも、素材の質感やカラーリングによって、コーディネートのアクセントとしても機能します。
また、内側の取り外し可能なポーチやサイドのスナップボタンなど、使い勝手を考慮した機能が備わっています。
ヴィクトリア
ヴィクトリア(Victoria)は、2007年に発表されたボストンバッグスタイルのモデルで、エレガントなデザインと高い実用性を兼ね備えています。
ユニセックスで使用できるデザインと豊富なサイズ展開により、日常使いから旅行まで幅広いシーンで活躍します。
ヴィクトリアは、ダブルファスナーを採用しており、開口部が大きく開くため、荷物の出し入れが容易。
また、底鋲が付いているため、バッグを地面に置いた際にも素材を傷つけにくい構造になっています。
ハンドルは長めに設計されており、手持ちだけでなく、肩掛けやセミショルダーバッグとしても使用可能です。
ヴィクトリアは主に以下のサイズが展開されています。
- ヴィクトリア 35:幅35cm×高さ23cm×奥行き15cm。日常使いに適したサイズで、十分な収納力を備えています。
- ヴィクトリア 43:幅43cm×高さ25cm×奥行き20cm。A4サイズの書類やノートパソコンも収納可能で、ビジネスシーンや小旅行に適しています。
- ヴィクトリア 50:幅50cm×高さ35cm×奥行き23cm。旅行や出張など、多くの荷物を持ち運ぶ際に適した大容量サイズです。
ヴィクトリアには、以下のような派生モデルも存在します。
- ヴィクトリア エラン:横長のフォルムが特徴で、肩掛けも可能なデザインです。
- ヴィクトリア カバス:縦長のトートバッグスタイルで、収納力とスタイリッシュさを兼ね備えています。
- ヴィクトリア ミニバッグ:コンパクトなサイズながら、ショルダーストラップが付属し、斜め掛けも可能です。
- ヴィクトリア ライト:薄型でビジネスシーンに適したデザインです。
- ヴィクトリア2 12H:メンズ向けのブリーフケーススタイルで、ビジネス用途に特化しています。
外側には高品質なレザー素材が使用され、内側には軽量な布素材が採用されています。
これにより、バッグ全体の重量を抑えつつ、高級感を保っています。
カラーバリエーションも豊富で、ビジネスシーンに適したブラックやエトゥープ、濃いブラウン系から、鮮やかなブルーやエルメスを象徴するオレンジ系まで、多彩な選択肢が用意されています。
エトリヴィエール
エトリヴィエール(Étrivière)は、ブランドの馬具製造の伝統を色濃く反映したラインで、フランス語で「あぶみ革」を意味します。
このシリーズは、ベルトから始まり、ブレスレットやバッグへと展開され、特にバッグは高い人気を誇っています。
エトリヴィエールのアイテムには、馬具をモチーフにしたデザインが随所に取り入れられています。
エトリヴィエールのバッグは、シンプルでありながら個性的なデザインが特徴。
特に、左右非対称のショルダーストラップや、あぶみ革を模したレザーベルト、馬具を連想させるバックルなど、エルメスの伝統を感じさせるディテールが随所に施されています。
これらのデザイン要素は、エルメスが馬具工房として培った技術と美意識を現代のファッションに融合させたものです。
エトリヴィエールのバッグは、主にキャンバス素材とレザーの組み合わせで作られています。
キャンバス部分には「トワルアッシュ」や「トワルゴエラン」といった耐久性と耐水性に優れた素材が使用され、ストラップやディテールには高品質なレザーが採用されています。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、フォーブ(黄味がかったブラウン)、ナチュラル(ベージュ系)などの落ち着いた色合いから、エルメスを象徴するオレンジ、ライム系、ボルドー(レッド系)など、多彩な選択肢が用意されています。
エトリヴィエールのバッグは、多様なデザインとサイズで展開されています。
主なモデルには以下のものがあります。
- エトリヴィエール スタンダード(ショッピング):幅41cm×高さ40cm×奥行き15cmのほぼ正方形のトートバッグで、ショルダーストラップの長さ調節が可能。日常使いやビジネスシーンで活躍します。
- エトリヴィエール エラン:幅43cm×高さ25cm×奥行き14cmの横長フォルムが特徴。A4サイズの書類も収納可能で、内ポケットも備えています。
- エトリヴィエール ドキュメント:幅37cm×高さ28cm×奥行き7cmのオールレザーのハンドバッグ。封筒のようなデザインで、ビジネスシーンに適しています。
- エトリヴィエール ショルダー:幅25cm×高さ44cm×奥行き14.5cmの縦長フォルム。ワンショルダーバッグとして設計され、個性的なデザインが魅力です。
- エトリヴィエール ポケット:前面と背面に大きなポケットを備え、全体で「H」を象ったデザイン。幅35cm×高さ34.5cm×奥行き19cmのサイズで、機能性とデザイン性を兼ね備えています。
- エトリヴィエール フール・トゥ 40 ヴォー・トーゴ:2024年〜2025年秋冬コレクションで発表された新作。幅37cm×高さ33cm×奥行き17.5cmのオールレザーのボストン型バッグで、取り外し可能なショルダーストラップが付属しています。
エトリヴィエールのバッグは、軽量でありながら大容量の収納力を持ち、日常使いからビジネス、旅行まで幅広いシーンで活躍します。
ストラップの長さ調節が可能なモデルも多く、持ち方やスタイルに応じてカスタマイズができます。
また、ユニセックスなデザインが多いため、性別を問わず多くの人々に愛用されています。
ガーデンパーティ
ガーデンパーティ(Garden Party)は、シンプルで洗練されたデザインと高い実用性を兼ね備えたトートバッグ。
その名の通り、もともとはガーデニング用品を持ち運ぶためのバッグとして誕生しましたが、現在では日常使いやビジネスシーン、旅行など、多彩な場面で活躍するエルメスの定番アイテムとなっています。
ガーデンパーティは、シンプルなフォルムとミニマルなデザインが特徴。
開口部はスナップボタンで開閉でき、荷物の出し入れが容易。
また、サイドのスナップボタンを調整することで、バッグの容量を変えることができます。
内部には広々とした収納スペースがあり、必要なアイテムを整理して持ち運ぶことが可能です。
ガーデンパーティは、オールレザータイプとキャンバスとレザーのコンビネーションタイプが存在します。
オールレザータイプはフォーマルな場面にも適しており、キャンバスとのコンビネーションタイプはカジュアルなシーンでの使用に向いています。
カラーバリエーションも豊富で、ブラックやエトゥープなどの定番色から、オレンジやイエローなどの鮮やかな色合いまで、多彩な選択肢が用意されています。
ガーデンパーティは、以下のサイズ展開があります。
- ガーデンパーティ TTPM:コンパクトなサイズで、ちょっとしたお出かけや必要最低限の荷物を持ち運ぶ際に適しています。
- ガーデンパーティ TPM:A5サイズが収納可能で、デイリーユースに最適なサイズです。
- ガーデンパーティ PM:A4サイズの書類やノートパソコンが収納でき、ビジネスシーンにも対応します。
- ガーデンパーティ MM:さらに大きなサイズで、旅行や多くの荷物を持ち運ぶ際に便利です。
- ガーデンパーティ GM:ボストンバッグに近い大容量で、長期の旅行や出張などに適しています。
ガーデンパーティは、広い開口部と十分な収納スペースを備えており、荷物の出し入れがしやすく、日常使いに非常に便利。
また、シンプルなデザインのため、スカーフやチャームなどのアクセサリーでアレンジを楽しむこともできます。
耐久性のある素材としっかりとした作りにより、長く愛用することが可能です。
スティープル
スティープル(Steeple)は、レザーとキャンバス素材を巧みに組み合わせた、モダンで遊び心あふれるデザインが特徴のトートバッグ。
エルメスの馬具製造の伝統を反映したディテールが随所に施され、日常使いに適した実用性とエレガンスを兼ね備えています。
スティープルは、一枚布のキャンバス生地とレザーを組み合わせたユニークなデザインが特徴。
キャンバス部分は独特の織り方で仕上げられ、軽量かつ耐久性に優れています。
ハンドル部分は、乗馬用の鞭を模したデザインが施され、エルメスの馬具製造のルーツを感じさせます。
さらに、鐙(あぶみ)をかたどったレザーチャームが付属し、デザインのアクセントとなっています。
スティープルは主に以下の2サイズで展開されています。
- スティープル 25:幅25cm × 高さ23cm × 奥行き15cm。コンパクトながらも日常使いに適したサイズで、500mlのペットボトルや長財布、キーケースなどが収納可能です。
- スティープル 28:幅28cm × 高さ28.5cm × 奥行き17cm。A4サイズの書類も収納でき、ビジネスシーンやちょっとした旅行にも対応します。
スティープルは、キャンバス生地とレザーのコンビネーションにより、軽量でありながら高級感を演出しています。
カラーバリエーションも豊富で、以下のような組み合わせが確認されています。
- ローズプールプル / キュイーブル / ナタ:鮮やかなピンク系とナチュラルカラーの組み合わせ。
- エベーヌ / ノワール:ダークブラウンとブラックのシックな組み合わせ。
- キュイーブル / ライム / エクリュ / ベージュ / ゴールド:暖色系とニュートラルカラーのバランスが取れた配色。
スティープルは、開口部にファスナーやボタンがないオープントップデザインを採用しており、荷物の出し入れがスムーズ。
内側にはオープンポケットが備わっており、スマートフォンや小物の収納に便利。
マチがしっかりとあるため、見た目以上の収納力を誇り、日常使いからビジネス、旅行まで幅広いシーンで活躍します。
ドゥブルセンス
ドゥブルセンス(Double Sens)は、2010年に登場したリバーシブル仕様のトートバッグです。
高品質なレザーを贅沢に2枚使用し、表と裏で異なるカラーを楽しめるデザインが特徴です。
シンプルで実用性が高く、ユニセックスで使用できることから、多くのファンに愛されてきました。
しかし、2021年から2022年頃に廃盤となり、現在は中古市場でのみ入手可能となっています。
ドゥブルセンスの最大の特徴は、リバーシブルで使用できる点。
2枚の異なるカラーのレザーを縫い合わせており、簡単に表裏を反転させることで、異なる色合いを楽しむことができます。
開閉部にはファスナーやスナップボタンがなく、広い開口部が荷物の出し入れを容易にしています。
内部には仕切りやポケットがないシンプルな構造で、エルメスの高い職人技が光る「アスティカージュ」(ロウ止め処理)が施されています。
ドゥブルセンスは以下の3種類のサイズ展開がありました。
- ドゥブルセンス 28:幅28cm×高さ25cm×奥行き10cm。日常使いに適したコンパクトなサイズで、長財布やスマートフォン、500mlのペットボトルなどが収納可能です。
- ドゥブルセンス 36:幅36cm×高さ27cm×奥行き9.5cm。A4サイズの書類やタブレットが収納でき、ビジネスシーンにも対応します。
- ドゥブルセンス 45:幅45cm×高さ34cm×奥行き13.5cm。ノートパソコンや1泊2日の旅行荷物も収納可能な大容量サイズです。
主な素材として以下が使用されています。
- トリヨンクレマンス:柔らかく、程よいシボ感が特徴の雄成牛のレザー。
- トゴ:やや硬めで細かいシボが特徴の雄仔牛のレザー。傷が目立ちにくいとされています。
- ヴォー・スイフト:シボがほとんどなく、発色が良い雄仔牛のレザー。傷が目立ちやすい傾向があります。
- シッキム:柔らかく艶やかな質感が特徴の雄仔牛のレザー。
カラーバリエーションは非常に豊富で、同系色の組み合わせや、明るい色と落ち着いた色のコントラスト、ホワイト系と多彩なカラーの組み合わせなど、多岐にわたります。
中には3色や4色を使用した特別なモデルも存在します。
チェンナイ
チェンナイ(Chennai)は、インドの都市チェンナイから着想を得た、エキゾチックな雰囲気とエルメスならではの高級感を融合させたトートバッグ。
軽量で実用性に優れ、日常使いから特別なシーンまで幅広く対応できるデザインが特徴です。
チェンナイは、シンプルながらも洗練されたデザインが魅力のトートバッグ。
開口部は広く、荷物の出し入れが容易で、内部には仕切りがないため、大きなアイテムも収納しやすい構造になっています。
ハンドルは肩掛けが可能な長さで、持ち運びの利便性も考慮されています。
エルメスらしい上質な素材使いと、細部にまでこだわった職人技が光る逸品です。
チェンナイは、カーフレザーとポリエステルの組み合わせで作られており、軽量性と耐久性を兼ね備えています。
カラーバリエーションとしては、ベージュとシルバーの組み合わせが確認されていますが、他のカラー展開も存在する可能性があります。
シンプルなデザインと落ち着いたカラーリングが、さまざまなファッションスタイルにマッチします。
チェンナイは、軽量でありながら十分な収納力を備えており、デイリーユースに最適なバッグ。
シンプルなデザインながらも、エルメスならではの存在感があり、コーディネートのアクセントとしても活躍します。
また、肩掛けが可能なハンドルデザインにより、持ち運びやすさも魅力の一つです。
ドーヴィル
ドーヴィル(Deauville)は、2002年に発表されたコットンキャンバス素材のトートバッグで、フランスのリゾート地ドーヴィルにちなんで名付けられました。
シンプルで洗練されたデザインと高い実用性から、多くの人々に愛されています。
ドーヴィルは、長方形の横長フォルムが特徴的なトートバッグ。
ハンドルから延長されたテーピングがバッグの底を通過し、裏面のハンドルへとつながるデザインが採用されています。
ハンドルとテーピング、バッグ上部には太めの白いステッチが施され、カジュアルながらも上品な印象を与えます。
開口部は「HERMES PARIS」のロゴが刻まれたスナップボタンで開閉し、サイドのスナップボタンでマチ幅の調節が可能。
内装には横幅とほぼ同じサイズのファスナーポケットが備わり、機能性も高いです。
ドーヴィルは主に以下の2サイズが展開されています。
- ドーヴィル PM:幅29.5cm×高さ22cm×奥行き8cm。コンパクトなサイズ感ながら、長財布やB5サイズのノート、小さめの化粧ポーチなどが収納可能で、ランチやちょっとしたお出かけに適しています。
- ドーヴィル MM:幅43cm×高さ30cm×奥行き10cm。A4サイズの書類や雑誌、タブレットなどが収納でき、通勤や通学、ショッピング、マザーズバッグとしても活躍します。外側には6つのオープンポケットが備わり、小物の整理にも便利です。
ドーヴィルは高品質なコットンキャンバス素材で作られており、耐久性と軽量性を兼ね備えています。
カラーバリエーションも豊富で、特に人気のあるカラーは以下の通りです。
- ブラック:どんな服装にも合わせやすい定番カラーで、白いステッチがアクセントとなり、上品でシックな印象を与えます。
- オレンジ:エルメスを象徴するカラーで、コーディネートのアクセントとして華やかさをプラスします。
- レッド:存在感がありながらも落ち着いた色合いで、デニムスタイルなどカジュアルな装いにもマッチします。
ドーヴィルは、広いマチと大きな開口部により、荷物の出し入れがしやすく、収納力も抜群。
サイドのスナップボタンでマチ幅を調整でき、荷物の量に応じてバッグの形状を変えられます。
MMサイズには外側に6つのオープンポケットがあり、小物を整理しやすい設計になっています。
コットンキャンバス素材は軽量で耐久性が高く、日常使いに最適です。
ドーヴィルは、同じくエルメスのカジュアルトートバッグである「フールトゥ」や「エールライン」と比較されることがあります。
フールトゥは1998年に発表されたモデルで、ハンドル部分に柄やラインが施されているのが特徴。
一方、ドーヴィルはバッグ本体と同色のハンドルを採用し、白いステッチが際立つデザインとなっています。
エールラインは2000年に登場し、ナイロン素材とファスナー付きの開閉部が特徴で、ドーヴィルとは素材やデザインが異なります。
トロカホリゾンタル
トロカホリゾンタル(Troca Horizontal)は、カジュアルながらも洗練されたデザインが魅力の横長トートバッグ。
キャンバス素材を使用し、軽量でありながら耐久性に優れ、日常使いに適したアイテムとして人気を博しています。
トロカホリゾンタルは、シンプルな長方形のフォルムが特徴で、男女問わず使用できるユニセックスなデザイン。
バッグのフロント部分には、2段に配置された計4つのオープンポケットが備わっており、小物の整理や取り出しに便利。
さらに、内側にはファスナーポケットが1つ配置され、貴重品などの収納に適しています。
開閉部はスナップボタン式で、荷物の出し入れがスムーズに行えます。
持ち手部分には3色のストライプが施され、シンプルながらもエルメスらしい上品さと遊び心を感じさせます。
トロカホリゾンタルは、主に以下の2サイズで展開されています。
- トロカホリゾンタル MM:幅40cm×高さ28cm×奥行き8cm。A4サイズの書類が収納可能で、通勤や通学に適したサイズ感です。
- トロカホリゾンタル PM:幅32cm×高さ20cm×奥行き9cm。コンパクトながらも必要な荷物をしっかり収納でき、日常のお出かけやショッピングに最適です。
主な素材は高品質なキャンバス地で、軽量かつ丈夫な作りが特徴。
持ち手部分の3色ストライプがデザインのアクセントとなっており、カジュアルながらも高級感を演出しています。
カラーバリエーションとしては、ブラックやブラウンなどのベーシックなカラーが展開されており、さまざまなファッションに合わせやすい点も魅力です。
トロカホリゾンタルは、外側の4つのオープンポケットと内側のファスナーポケットにより、小物の整理がしやすく、実用性に優れています。
開口部が広く、荷物の出し入れが容易で、マチがしっかりとあるため、見た目以上の収納力を誇ります。
持ち手は肩掛けが可能な長さで、持ち運びやすさも考慮されています。
これらの特徴から、通勤・通学、ショッピング、マザーズバッグなど、さまざまなシーンで活躍する汎用性の高いバッグです。
パニエドプラージュ
パニエドプラージュ(Panier de Plage)は、フランス語で「かご」を意味する「パニエ」と「ビーチ」を意味する「プラージュ」を組み合わせた名称の通り、ビーチでの使用を想定してデザインされたトートバッグ。
高品質なコットンキャンバス素材を使用し、軽量でありながら耐久性に優れ、日常使いにも適しています。
パニエドプラージュは、広い開口部と扇形のフォルムが特徴的なトートバッグ。
開口部にはスナップベルトが付いており、中身が見えにくい設計となっています。
内側には長めのストラップがついたファスナー付きのポーチが付属しており、パスケースや鍵などの小物を安全に収納できます。
パニエドプラージュは、主に以下の2サイズが展開されています。
- パニエドプラージュ PM:底辺幅27〜上辺幅55cm×高さ30cm×奥行き18cm。500mlのペットボトルやA4サイズの書類も縦向きに収納でき、日常のお出かけに適したサイズです。
- パニエドプラージュ GM:底辺幅31〜上辺幅74cm×高さ38cm×奥行き27cm。一泊程度の旅行荷物が十分入る大容量で、ビーチバッグやマザーズバッグとしても活躍します。
高品質なコットンキャンバス素材を使用しており、軽量で丈夫な作りが特徴。
カラーバリエーションも豊富で、特に以下のカラーが人気です。
- オレンジ:エルメスのブランドカラーで、鮮やかな色合いが目を引きます。
- ネイビー×アイボリー:シェーヌダンクルのデザインが施され、マリンテイストが魅力です。
- グレー×ホースプリント:競馬シーンがプリントされたデザインで、エルメスの馬具工房としての歴史を感じさせます。
広い開口部と大容量の収納スペースにより、荷物の出し入れがしやすく、ビーチや旅行、日常使いなど多目的に利用できます。
付属のポーチは小物の整理に便利で、スナップベルトが中身の露出を防ぎます。
軽量なコットンキャンバス素材は持ち運びやすく、耐久性も兼ね備えています。
ボラボラ
ボラボラ(Borabora)は、耐久性と実用性を兼ね備えたキャンバス素材のトートバッグ。
シンプルなデザインと高い機能性から、日常使いに適したアイテムとして多くの支持を集めています。
ボラボラは、綿糸などを平織りにした丈夫なキャンバス素材を使用しています。
バッグの開閉部には「HERMES PARIS」のロゴが刻まれたセリエボタンが配置され、内側には2つのオープンポケットが備わっており、小物の整理に便利。
また、両サイドのスナップボタンでマチ幅の調節が可能で、荷物の量に応じてバッグの形状を変えることができます。
ボラボラは主に2つのサイズで展開されています。
- ボラボラ PM:幅35cm×高さ26cm×奥行き18cm。A4サイズの書類が収納可能で、通勤や通学などの日常使いに適しています。
- ボラボラ GM:幅47cm×高さ37cm×奥行き24cm。大容量で、旅行やアウトドア、マザーズバッグとしても活躍します。
ボラボラは、オフホワイトの本体にカラフルなハンドルを組み合わせたデザインが特徴。
ハンドルのカラーはブラック、ライトブルー、オレンジなど多彩で、好みに応じて選ぶことができます。
また、ブラックやオフホワイトの本体にブラック×ホワイトのバイカラーのハンドルを組み合わせたモノトーンカラーも展開されており、スーツスタイルなどフォーマルな装いにもマッチします。
ボラボラには、限定モデル「シュバル シュプリーズ」や、3つのサイズが揃う便利なポーチも展開されています。
シュバル シュプリーズは、フランスのファッションデザイナー ジャン=ポール・ゴルチエがエルメスのデザイナーに就任した記念に誕生したモデルで、ペンキをこぼしたようなペイントプリントが特徴的。
ポーチは、大・中・小の3サイズがあり、クラッチバッグやバッグインバッグとしても活用できます。
エルメスのレディースリュック・エコバッグ(2種類)
シェルパ
シェルパ(Sherpa)は、無駄な装飾を排したミニマルなデザインが特徴。
外観にはサイドポケットやファスナー収納がなく、すっきりとした印象を与えます。
背負った際には自然と体に沿うフォルムで、快適な使用感を提供します。
開口部は、ショルダーストラップをスライドさせることで大きく開き、荷物の出し入れが容易。
ストラップを引っ張ると開口部が閉じる仕組みになっており、実用性とデザイン性を両立させています。
シェルパは以下の2サイズで展開されていました。
- シェルパ PM:幅24.5cm×高さ30cm×奥行き10cm。日常使いに適したサイズで、長財布や折りたたみ傘などが収納可能です。
- シェルパ GM:幅30cm×高さ39cm×奥行き14cm。PMサイズよりも一回り大きく、収納力が増しています。
シェルパは多様な素材とカラーで展開されていました。
主な素材には以下のものがあります。
- トゴ:しなやかで高級感があり、普段使いに適した素材。
- トリヨンクレマンス:非常に柔らかく、しっとりと手に馴染む質感が特徴。
- ロカバール:モコモコとしたフェルト生地(ウール素材)で、温かみのある素材。
- ダルメシアン:水牛の革を使用し、独特の凹凸と2度染色によるダルメシアン柄が特徴。
カラーバリエーションも豊富で、代表的なものには以下があります。
- ゴールド:使い勝手の良いブラウンカラー。
- ルージュアッシュ:少しくすみがあるエルメスらしい赤色。
- ブルージーン:デニムのようなカジュアルな風合いのブルーカラー。
1999年に開催されたエルメスのイベント「星を巡る旅展2000」では、限定モデルが販売されました。
このモデルはネイビーカラーのナイロン素材に、星座で描かれたエルメスの「H」がプリントされたデザインが特徴。
サイズはGMと同等で、カジュアルな装いにも合わせやすいリュックサックです。
シルキーポップ
シルキーポップ(Silky Pop)は、ファスナー付きのレザーケースに折りたたまれたシルク製のバッグが収納されています。
ケースを開けると、バッグ本体が広がり、ケース部分がバッグの底部となる一体型のデザイン。
これにより、使用時にケースとバッグが分離することなく、スムーズに展開できます。
収納時は手帳や財布のようなコンパクトさで、持ち運びに便利です。
ケース部分には水牛革「ブッフルスキッパー」が使用されており、耐久性と防水性に優れています。
バッグ本体はシルク100%で、エルメスのスカーフ「カレ」に見られる多彩な柄が採用されています。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、ブラウン、レッド、ライトブルーなどが展開されています。
シルキーポップのサイズは以下の通りです。
- ケース収納時:幅13cm×高さ13cm×奥行き2cm。
- バッグ使用時:幅29cm×高さ32cm×奥行き13cm。
バッグは2リットルのペットボトルや箱型の物も収納可能で、日常の買い物に適した容量を持っています。
バッグ部分がシルク素材のため、耐荷重量は約3〜4kgとされています。
重い物の持ち運びには注意が必要。
また、水洗いやクリーニングができないため、汚れが付着した際は固く絞ったタオルで優しく拭き取ることが推奨されています。
エルメスのメンズハンドバッグ(2種類)
アカプルコ
アカプルコ(Acapulco)は、シンプルなワントーンのデザインが特徴。
レザー部分にはエルメスの象徴である「H」ステッチが施され、上品さを演出しています。
外側には複数のポケットが配置され、収納力と機能性を高めています。
主なカラーバリエーションはブラック、ダークブラウン、オレンジの3色で、さまざまなシーンやファッションに合わせやすい色展開となっています。
主素材にはナイロンやキャンバスが使用されており、これらは耐久性と軽量性に優れています。
ナイロン素材は撥水性が高く、雨や汚れに強いため、日常使いに適しています。
キャンバス素材は通気性が良く、使い込むほどに味わいが増す特性があります。
さらに、持ち手や一部のデザインにはカーフスキンが用いられ、高級感と耐久性を向上させています。
アカプルコシリーズは、多様なサイズと形状で展開されており、用途に応じて選ぶことができます。
主なモデルとそのサイズは以下の通りです。
- アカプルコ PM:幅30cm×高さ21cm×奥行き14cm。コンパクトながらもマチが広く、日常使いに適したトートバッグです。
- アカプルコ MM:幅37cm×高さ24.5cm×奥行き17cm。A4サイズの書類も収納可能で、ビジネスシーンにも対応します。
- アカプルコ GM:幅54cm×高さ34cm×奥行き24cm。旅行やスポーツ用品の持ち運びに適した大容量のボストンバッグです。
- アカプルコ・サック・バサス:幅39cm×高さ27cm×奥行き8cm。横長のショルダーバッグで、カジュアルなお出かけに最適です。
- アカプルコ・バンドリエール:縦長のポーチ型バッグで、斜め掛けが可能。MMサイズ(幅22cm×高さ25cm×奥行き5.5cm)とPMサイズ(幅15.5cm×高さ20cm×奥行き5.5cm)の2種類があります。
- アカプルコ・ウエストポーチ:幅23cm×高さ14cm×奥行き5cm。腰に巻くタイプのポーチで、コンパクトながらも収納力があります。
- アカプルコ・ポルト・オディナトゥール:幅36.5cm×奥行き30cm×奥行き5cm。パソコンや書類の持ち運びに適したブリーフケース型です。
- アカプルコ・サック・アド:幅27cm×高さ30cm×奥行き9.5cm。リュックサックタイプで、両手が自由になり、アクティブなシーンで活躍します。
- アカプルコキャリー:幅30cm×高さ41cm×奥行き15cm。大容量のキャリーケースで、旅行や出張に適しています。
これらの多彩なラインナップにより、ビジネスからカジュアル、旅行まで、さまざまなシーンで活用できるバッグが揃っています。
エールバッグ
エールバッグ(Her Bag)は、1998年に登場したバッグシリーズで、キャンバス地とレザーを組み合わせたデザインが特徴。
シンプルでありながらエレガントな印象を与え、日常使いからビジネスシーンまで幅広く活用されています。
最大の特徴は、バッグ本体の付け替えが可能な点で、付属の替えバッグを使用することで、シーンや気分に合わせてスタイルを変えることができます。
エールバッグは、以下の5つのサイズで展開されていました。
- エールバッグ ミニ:高さ23cm×幅16cm×奥行き5cm。コンパクトなクラッチバッグタイプで、必要最低限のアイテムを持ち運ぶのに適しています。
- エールバッグ TPM:幅16cm×高さ20cm×奥行き7cm。ショルダーストラップ付きのポシェットタイプで、カジュアルなシーンでの使用に向いています。
- エールバッグ PM:幅30cm×高さ25cm×奥行き10cm。ショルダーとハンドバッグの2WAY仕様で、日常使いに最適なサイズです。
- エールバッグ MM:幅38cm×高さ30cm(最大38cm)×奥行き13cm。A4サイズの書類が収納可能で、ビジネスシーンにも対応します。
- エールバッグ GM:幅50cm×高さ33cm(最大41cm)×奥行き25cm。大容量で、旅行や出張などにも適しています。
エールバッグには、以下のようなバリエーションが存在します。
- エールバッグ アド:リュックサックタイプで、背負うスタイルが特徴です。キャンバス生地と耐久性のあるトワルアッシュを使用し、軽量かつ実用的なデザインとなっています。
- エールバッグ カバス:フラップのないオープン仕様のトートバッグで、シンプルで使いやすいデザインが魅力です。
2006年に一度販売終了となったエールバッグですが、2009年に「エールバッグ・ジップ」として新たなデザインで復活しました。
新モデルでは、ボディ部分の付け替えが廃止され、代わりにインバッグとしても使えるポシェットが付属しています。
また、背面ポケットが追加され、小物の整理がしやすくなりました。
サイズ展開はPM、MM、GMの3種類で、日常使いからビジネス、旅行まで幅広いシーンで活躍します。
エルメスのメンズビジネスバッグ・リュック(2種類)
サックアデペッシュ
サックアデペッシュ(Sac à Dépêches)は、1928年に誕生したビジネスバッグで、フランス語で「書類用バッグ」を意味します。
シンプルで洗練されたデザインと高い機能性から、長年にわたりビジネスシーンで支持されています。
サックアデペッシュは、無駄のないスタイリッシュなデザインが特徴。
フランスの小学生が使用する通学バッグ「カターブル」をベースにしており、ハンドルは本体と同じレザーで作られています。
フロントにはエルメス特有のクラスプが配置され、レザーケースに収められた鍵(クロシェット)で開閉します。
この鍵がなければクラスプを開けることができないため、重要な書類を安全に保管できます。
サックアデペッシュは、用途に応じて複数のサイズが展開されています。
主なサイズは以下の通りです。
- サックアデペッシュ 21:幅21cm×高さ16cm×奥行き3cm。ハンドルの代わりにショルダーストラップが付属し、肩掛けや斜め掛けが可能です。
- サックアデペッシュ 27:幅27cm×高さ21cm×奥行き6cm。コンパクトながらマチがあり、必要最低限の荷物を収納できます。
- サックアデペッシュ 38:幅38cm×高さ28cm×奥行き10cm。タブレットやノートパソコンの収納に適しており、ビジネスシーンでの使用に最適です。
- サックアデペッシュ 41:幅41cm×高さ30cm×奥行き10cm。シリーズ中最大のサイズで、出張や多くの書類を持ち運ぶ際に適しています。
主な素材には以下のものがあります。
- トゴ:雄の仔牛の革から作られ、細かなシワ模様と適度な柔らかさが特徴。傷や擦れに強く、扱いやすい素材です。
- トリヨンクレマンス:雄牛の革を使用し、柔らかくマットな質感と大きめの革目が特徴。耐久性があり、傷や擦れにも強い素材です。
- ヴォーエプソン:適度な固さとハリがあり、型崩れしにくい素材。傷や擦れにも強く、軽量で持ち運びやすいのが特徴です。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、ブルージーン、トゥルティエールグレーなどが人気。
ブラックはどんなコーディネートにも合わせやすく、ブルージーンはカジュアルな印象を与えます。
トゥルティエールグレーは上品で落ち着いた色合いが特徴です。
サックアデペッシュは、広めのマチと十分な収納力を備えており、書類やノートパソコン、タブレットなどを整理して持ち運ぶのに適しています。
また、シンプルなデザインと高級感のある素材により、ビジネスシーンだけでなく、カジュアルな場面でも活用できます。
シティバッグ27
シティバッグ27(City Bag 27)は、マンタ(エイ)からインスピレーションを得た流麗なフォルムが特徴。
開口部が広く設計されており、荷物の出し入れが容易。
トップハンドルと調節可能なショルダーストラップが付属しており、手持ちと背負いの両方で使用できます。
また、シルバーの金具がアクセントとなり、上品な印象を与えます。
シティバッグ27のサイズは、幅27cm×高さ43cm×奥行き10cm、ハンドル長さ約23cm、ショルダーストラップは約62〜77cmの調節可能タイプ。
このサイズ感は、日常使いからちょっとした旅行まで、多目的に対応できる容量を備えています。
シティバッグ27には、以下のような素材とカラーが展開されています。
- エバーカラー:しなやかで柔らかな質感が特徴のレザー。
- ブルーニュイ:深みのあるネイビーカラーで、落ち着いた印象を与えます。
- ブルーエレクトリック:鮮やかな青色で、コーディネートのアクセントになります。
- トリヨン・モーリス:2017年に発表された雄の成牛革を使用した素材。トリヨン・クレマンスに似ていますが、シボが細かく光沢感があり、柔らかな質感が特徴です。
- ノワール:クラシックなブラックカラーで、どんなシーンにもマッチします。
これらの素材とカラーにより、シティバッグ27は多様なスタイルやシーンに合わせて選ぶことができます。
エルメスのシティバッグ27は、機能性とデザイン性を兼ね備えたバックパックで、日常生活からビジネス、旅行まで幅広く活躍します。
上質な素材とエルメスならではの洗練されたデザインが、持つ人の魅力を引き立てる逸品です。
エルメスのメンズショルダーバッグ・トートバッグ(2種類)
チベット
チベット(Tibet)は、1950年代に登場したカジュアルなショルダーバッグで、アジアの文化からインスピレーションを受けたデザインが特徴。
シンプルながらも上品さと独自の魅力を兼ね備えており、日常使いに適しています。
チベットは、ショルダーベルトがバッグ全体を一周するユニークなデザインが特徴。
これにより、耐久性が向上し、デザインのアクセントにもなっています。
ショルダーベルトは長さの調節が可能で、肩掛けや斜め掛けなど、好みに合わせて使用できます。
内側にはファスナーポケットが1つ備わっており、小物の整理に便利です。
チベットには主に2つのサイズが存在します。
- チベット MM(横長タイプ):幅35cm×高さ27cm×奥行き11cm。A4サイズの書類が収納可能で、ビジネスシーンにも適しています。
- チベット MM(縦長タイプ):幅28cm×高さ30cm×奥行き10cm。コンパクトながらも必要な荷物をしっかり収納でき、デイリーユースに最適です。
主な素材としては、柔らかく耐久性に優れたトリヨンクレマンスレザーが使用されています。
カラーは、シックなショコラ(ブラウン)やブラックなど、落ち着いた色合いが多く展開されています。
エルメスのチベットは、シンプルでありながらも機能的なデザインが魅力のショルダーバッグ。
日常使いからビジネスシーンまで幅広く活躍し、上質な素材とエルメスならではのクラフトマンシップが際立つ逸品です。
フールトゥ
フールトゥ(Fourre Tout)は、1998年に登場したキャンバス地のトートバッグで、フランス語で「なんでも詰め込める」という意味を持ちます。
シンプルでカジュアルなデザインと高い耐久性から、男女問わず幅広い世代に支持されました。
フールトゥは、コットンキャンバス素材を使用し、軽量でありながら強度と耐久性に優れています。
外側に6つのオープンポケット、内側にファスナーポケットを備え、収納力と実用性が高いのが特徴。
また、二本または三本のストライプが入ったデザインが多く、シンプルながらもエルメスらしい上品さを感じさせます。
フールトゥには主に以下のサイズが展開されています。
- フールトゥ PM:横30cm×高さ23cm×奥行き8.5cm。コンパクトで日常使いに適しています。
- フールトゥ MM:横42.5cm×高さ31cm×奥行き10cm。A4サイズの書類が収納可能で、ビジネスシーンや通学にも適しています。
- フールトゥ GM:横46cm×高さ32cm×奥行き15cm。大容量で、一泊分の旅行バッグやマザーズバッグとしても使用可能です。
フールトゥは豊富なカラー展開が魅力。
主なカラーには、ブルー、ブラウン、ダークブラウン、ネイビー×ブラウン、アイボリー×ブラウン、ブラウン×ネイビーなどがあります。
取っ手からの延長部分の布が本体生地と別の色で作られているバイカラーデザインも人気です。
フールトゥシリーズには、ショルダーバッグタイプの「フールトゥ バサス」も存在します。
フールトゥのデザインを踏襲しつつ、斜め掛けや肩掛けが可能で、両手を自由に使える利便性が特徴。
ポケットが豊富で軽量なため、デイリーユースに最適なショルダーバッグとして人気を博しています。
まとめ:エルメスバックの種類について

例)100万円を36回払い:27,777円/月(1日あたり約913円)
記事のポイントのまとめです。
- 定番モデルとしてバーキンやケリーが人気である
- エブリンはカジュアル用途で支持されている
- ガーデンパーティは収納力の高さが特徴である
- ピコタンは小ぶりで使いやすいサイズ感が魅力である
- コンスタンスはH金具がアイコンとなる洗練されたデザイン
- ボリードはファスナー付きで実用性が高い
- リンディは肩掛け・斜め掛けに対応できる機能性を持つ
- エールバッグは着せ替え可能で遊び心がある
- プリュムはフォーマルでも使用できる上品な佇まい
- ドゥブルセンスはリバーシブル仕様で2色を楽しめる
- ヴェルソは異なる色のコンビネーションが個性的である
- アリーヌはフラットで軽量なトートタイプ
- ソーケリーは縦長シルエットで現代的な印象を与える
- ラブバッグは遊び心あるデザインで若年層に人気がある
- 各モデルにはサイズや素材、金具の違いによるバリエーションが豊富に存在する